2016/01/16(土曜日) 晴れ
もう一つ、棒状バーナーを工作した。
昨日、丸孔型を作ったので少しは要領よく工作ができた。
でも、今日は切込み型なのでまた少しずつ切込みを入れて燃焼テストをして最適な燃焼を
探しながらの工作なので結構時間がかかってしまった。
↓ 燃焼部は昨日と同じφ12mm(内径10mm)の銅パイプだ。
↓ いきなり厚い切込みはせず、糸鋸の刃で0.3mmぐらいの薄い切込みをいれた。
↓ 各部材をロウ付けで固定する。
↓ 現用機の丸缶バーナーと工作中の切込型棒状バーナー。
↓ 糸鋸の刃で薄い切込みを入れたバーナーの燃焼テスト。
薄い切込みは小さな丸穴と同じでガス量を多くすると噴出すガスの速度が速くて燃焼は安定せず
炎は舞い上がってやがて消火してしまう。
その様子を動画でご覧ください。
↓ アサリを削って厚さを薄くした金鋸の刃で切込みを入れてみた。
↓ 切込みの幅は0.8mmぐらいだ。
この燃焼もまだガスの速度が速くて炎は激しく踊る。
その様子を動画でご覧ください・
次には普通の金鋸の刃で切込みを入れてみた。
普通の金鋸の刃で入れた切込みは約1.4mmぐらいだろう。
↓ 切込みに1.5mmのドリルの刃を当ててみたが入らなかった。 1.5mm以下であることは間違いない。
その燃焼状況を動画でご覧ください。
切込みの幅を1.4mmにしても炎は飛び跳ねて安定に燃焼はできない。
切込みの幅はこれ以上にはしたくない。
切込みヶ所数が7ヶ所では不足なんだろう。
燃焼テストを繰り返して少しずつ切込みを増やしていった。
↓ 最終的には倍の14ヶ所に切込みを入れた。
これで燃焼は安定したようだ。
その様子を動画でご覧ください。
切込型の棒状バーナーも何とか出来上がった。
丸孔型に比べて切込型は炎も音も力強く感じるが、どうなんだろうか?
ボンベからのガスをバーナーに向かって噴出する「噴出孔」は0.3mmで同じなんだから、
ガスボンベの圧力が「一定」で、送り込まれたガスが「「完全燃焼」していると仮定したら、
丸孔型でも切込型でも同じ量のガスが燃えて同じ発熱量を出している、と思うのだが・・・
どうもそのへんがよくわかりません。
さぁ、これでバーナーが二つできた。
次はこれを並列で同時に燃やす実験だ。
うまく燃えるかな・・・・・・
( 続く )