何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

ボイラーカバーを組立ててパワーを確認しました        ~ ボイラーのパワーアップをしてみたい ~

2016-01-29 18:59:14 | エンジン工作

2016/01/27 (水曜日) 晴れ


何が何だか訳のわからない裸のボイラー釜の実験は切り上げにして、
正式にボイラーを組立てた状態で蒸気噴出力をチェックすることにした。
ボイラーの釜は外気の冷たい風が吹き付けると発生する蒸気はかなり
弱くなってしまう。
そこで釜を覆うカバーやケースで覆って保温をしなくてはならない。
本来なら配管にも断熱材を巻きつけて保温をする必要がある。


↓ 燃焼室や釜をケースで囲んで保温したボイラー。 
  バーナーの高さを変えるたびに分解・調整をしてまた組立てる・・・・これを何度も繰り返す。




先ず、バーナー面と釜底との間隔を最短の15mmにしてテストしてみた。




バーナーに点火すると、何か変な音を発しながら燃焼している。
点火口から除いてみると、炎は不安定な状態で燃焼している。
時々消えかかっていることもある。
発生する蒸気もなんとなく弱弱しい。
ボイラーケースで囲まれて酸欠になっているんだろうか?

そんな様子を動画でご覧ください。








次にバーナーと釜底の間隔を19mmにしてテストしてみた。




燃焼は正常に戻ったようで安定になった。
蒸気も力強いような感じだ。
チェッカーの針は順調に上昇していく。
そしてついには目盛8の範囲に到達した。

そのテストの様子を動画でご覧ください。








最後に間隔を26mmと広くしてテストしてみた。





このテストも順著に進行して針は目盛り7近くまで振れた。

その様子を動画でご覧ください。





今回のテストではバーナー面と釜底の間隔が19mmのときが一番パワーがでるようだ。
バーナーをそのように取付けてボイラーを組立てなおした。
果たして次のテストのとき、この結果どおりの成績が出るかどうかはわからないけど、
一応これで筒型2連装バーナーの工作は完了としよう。



このわけのわからない工作記事にお付き合いくださった皆様、まことにありがとうございました。
これからも応援をどうぞよろしくお願いしたします。
       
                        







コメント (4)
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現用スチール丸缶バーナーの状況確認        ~ ボイラーのパワーアップをしてみたい ~

2016-01-29 11:14:59 | エンジン工作

2016/01/27(水曜日) 晴れ


これまで新しく作った筒型バーナー2連装の火力を調べてきたが、現用のスチール丸缶バーナーの
状況はどんなものだろうか・・・
最後にこれをチェックしてみた。

このスチール丸缶で作ったバーナーは燃焼部直径45mm ノズルは0.3mm ガス孔は直径1mmの
丸孔で孔の数はめちゃくちゃ多く280数個ある。
以前はこのバーナーで蒸気を沸かしてV4エンジンを回して1Wを発電した実力がある。




バーナー面から釜底までは35mmの間隔がある。
これも火力が一番強いところを調べて決めた値のはずなんだけど・・・・




今日は確認の意味でもう一度、火力のチェックをしてみた。




しかしその結果は意外で、火炎の高温部はかなり下の方でバーナー面からは10mmぐらいだった。




そのチェックの様子を動画でご覧ください。





これでは蒸気噴出力も弱いのではないか・・・と思いつつも確認してみることにした。
やっぱり噴出力は弱い。
やっと目盛3.2ぐらいだ。

そのテストの様子を動画でご覧ください。




今日のテストではこんな結果になったが、以前の実験では噴出力も強く、V4エンジンとの組み合わせでは
1Wを発電しているのだ・・・・・・

その日、その日で実験結果が異なる・・・・いわゆる「再現性の乏しい実験」で結局は意味の無い結果を
みて一喜一憂していることになるわけだ。
もう、この実験は切り上げよう。

              
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