




前回までは勝浦駅周辺の案内でした。
次に、勝浦駅から鴨川へ戻ってきて
行川(なめがわ)会場のひな祭りを見ました。
関東地方の人は、昔「行川アイランド」があったのを覚えていらっしゃるでしょうか?
アイランドのすぐ近くに「行川小学校」があったのですが、
児童の数が減って廃校になりました。
その校舎を使って、ひな人形を展示しています。
まずは昇降口
毎年撮影してしまうのですが。
子供たちの下駄箱です。

入り口にあるひな人形は新しくて、大きくて立派なものが飾られています。

廊下

教室が展示室になっています。





特に古いひな人形をまとめて展示してあります。
幕末期・京都製の町雛



他にも



衣装の刺繍

どの衣装を見ても素晴らしい刺繍に目を見張ります。
この時代ですから、全部手刺繍ですよね~~~
美しくてため息が出ます。

三人官女

刺繍や小物など手仕事の凄い事にワクワクして見せて貰います。
実物をみた~いです。
テレビではこんな刺繍や冠の細工までは見せてくれません。
立派な建物ですね!
廃校の校舎に雛人形…なんて、普通はホラーな感じですが、こういう建物なら楽しんで見ることができますね。
三人官女、何だか楽しげで思わず笑ってしまいました。
勝浦のお雛飾りは本当にビックですね~~驚きます。
これだけ集めるのも大変な事でしょうね。
皆様のご努力がうかがえます。
展示の仕方もユニ-クです。
昔のお雛様の衣装は素敵ですね。
きっと生地も絹なんでしょうね。
大事にされていたのが分かりますね。
靴箱に一体ずつのお雛様、ユニークですね。
古いお雛様は、顔を良く見て、衣装を見て~~~
と言う感じです。
織物も手仕事だったでしょうし、
刺繍も、縫い物も全部手で一つ一つ作られたものですよね。
感激します。
こちらも過疎化がどんどん進んでいます。
小学校も統合になって、廃校となったものが沢山あります。
ちょっともったいない感じがしますね。
私も楽しそうな三人官女だな~~~と思って撮影しました。
毎年寄贈されているようですが、
痛みも激しいのではないでしょうか?
以前より数が少なくなっているように感じます。
でも、古いひな人形は毎年大切に保管されていて、
「今年も会えましたね」と挨拶したくなります。
幕末の人形の着物は勿論絹でしょうね。
今よりもずっと高価だったと思います。
着物の刺繍には毎年釘付けです。
素晴らしい手仕事です。
下駄箱や本棚にずらりと並んだひな人形は圧巻ですよ。