Kon-Chan's Scale Modeling Life

航空機模型を中心にしたページです

1/24 二馬力作り比べ

2017-05-22 19:38:38 | Bus,Trains and Cars
シャシーの次はキャビンです。シートはレベルの方が意欲を感じさせます。左タミヤ、右レベル。見えなくなるとはいえ、シートに足が付いているのは良い。改造してドアを開ける場合を考慮したのでしょうか。シートベルトが前後席ともあるのも高ディテールといえましょう。タミヤにも付けるべきか、「鉛板」で(笑)。



レベルを箱組みしたところ。



タミヤ。



両者(車)比較。



クルマの場合、最初からボディ色を決めないといけません、この辺りヒコーキモデラーとしてはやや抵抗があるかなぁ。タミヤの方は祖空色、レベルの方はマルーンと黒のツートンカラーとします。

静岡ホビーショー2017

2017-05-15 19:42:58 | Weblog
週末の一大イベントのご報告です。

会場では16式装輪戦闘車がお出迎え。このODが茶色っぽいのがミソですよね。



トライアングルからは10名強の参加。ただしヘルプ(?)も含めた混成部隊となりました。





私は展示会に出したサンババス。場所柄、明るい作品がいいかなと。。。



以下、サンババスのオンパレード。ハセガワのを作ってる人が多かったです。女の子のデカールはアイマスみたいなもの?













飛行機はというと、この3作品、同一作者のものですが、48で全てスクラッチ(!)というのが驚き。







これは昔出ていた、レジンの48ガレキらしい。なぜT-1にこだわるかというと、プラッツのブースにあると思っていた新製品が「出展間に合わず」で無かったから。



レベルの48ハインド。実は今、研究中の機体。悪役っぽいところがいい。



全体のトレンドとしてはジオラマの多様化といいますか、「脱戦場」というスタイルがすすんでいるなと感じました。下の3つは塗りで有名なマルケンさんの作品群です。












終わってみるといつも感じる自分の発想の貧困さ。目指せ、ブレーク・スルー。

1/24 二馬力作り比べ

2017-05-04 11:21:45 | Bus,Trains and Cars
インストを読み比べると、タミヤの日本語の実車解説が妙に格調高いのが目立ちます。「(農民に経済的な小型車を提供するという)人々に対する博愛から生み出された」「ル・コルビジェ以来の機能美が息づく」「一見不細工と思われる中に美が潜んでいる」など。英語の方はあっさりと事務的な説明に終始しています。

レベルの方は戦前から始まる、長い2CVの歴史を紐解くという感じです。「アヒル」という発表直後の嘲笑、「卵が割れないぐらいソフトな乗り心地」という開発コンセプトはタミヤと共通。生産台数や生産終了年が両者で多少異なるのはご愛敬、それぐらい沢山(360万台)、長く(1990年ごろまで)作られたということです。

あの中古車屋さんの2CVは、最も新しいとしても27年前のものか。先日、同じ青・白のカラーリングのものがトラックで納車?されているのを見かけました。きっとマニアの間で取引されているのでしょうね。

製作はエンジン、シャシーから開始です。パーツをどう一体化するかで随分感じが変わりますね。タミヤの方は可動部分にビスやポリキャップを使っており、工作はちょっとミニ4駆を彷彿とさせます。レベルの方は昔ながらの焼き止めです。しかし最近のプラは脆く、焼き止めするとプラが負けてしまうことが多いです。私はプラ板で小さなワッシャーを作り、それを挟み込むように止めて強度を維持するようにしています。




レベルの方がエンジンを425CCから602CCにしたタイプのようです(あまりエンジンには詳しくないので、まあパワーアップしたということか)。メッシュ部分は透明パーツにデカールを貼るというレベルお得意の表現です。これぐらい小さければ、問題なし。



タミヤの方はメッシュを無視していますが、レベルを参考にして以前使ったアルミメッシュの切れ端を使って再現しました。