三菱F-1

静岡合同展示会に向けて活動開始です。今年は王道？自衛隊機でいきます、ハセの1/48のＦ－１です。Ｔ－２前期型でこのキットのポイントは把握したので、効率的にすすむと思いますが、どうでしょうか...



今回も太いパネルラインを彫り直します。１か月ほど前に埋め込んだ伸ばしランナーがしっかり乾燥したようです。ちょっと太目のものを流込接着剤で固定します。



600番のサンペでランナーを削りこみ、ムクの状態にします。瞬間接着剤を使う方法もありますが、硬いのでＰカッターが負けてしまうので、少し面倒ですがお奨めの方法です。

T-37 Willee -- Completed

完成しました。当初は研ぎ出しの研究用だったはずが、自作デカールの研究になりました。同機の愛称はWilleeでなく"Tweet"でした。小鳥のさえずりの意で、ツイッターの語源ですね。



なかなか写真のアングルに困る機体です。



同じ練習機T-3との比較。双発ジェットですが大きさはあまり変わりません。直進性はT-37の方が良いと思います。

T-37 Willee -- Continued

写真でみたＴ－３７の標準塗装を再現しようと思いましたが、ロゴやテール・レターの白文字をどうするか、という問題にぶち当たりました。手もちのデカールは黒文字ばかりだし、仮に白色があったとしてもサイズが合わないでしょう。



パソコンで似たような文字フォントがあれば、インクジェット用白デカールを使えるのではと思いましたが、米軍の角ばった文字はやはり特殊です。そこでネットで検索しまくって発見したのが、

模型で使えるフォントを販売しているアメリカのサイト

です。フォントをダウンロードし導入すれば、どんな色でも大きさでも自作できるわけです。

次なる問題は、背景色。小さい字を白抜きで作る場合、背景色を模型の塗料に近い色にしないといけません。そうしないとシールを貼ったような感じになってしまいます。パソコンのペイント機能で色を調合し、背景色を作ります。調色は濃紺をベースに試行錯誤です。

色合いは決まったものの、問題がまた発生。安物のインクジェット・プリンタでは網目が出てしまいます。そこで、２度印刷して網目を塗りつぶすことにしました。もちろん、プリンタ給紙時にズレが生じる可能性も高いので、運任せになりますが。。。

で、そんなこんなで完成したのがこれです。



よく乾燥させ、クリアで固着させてから貼ってみました。けっこういい感じです。主翼下面の文字も自作ですが、こちらは大きいので白抜きで印刷し、背景を切り抜けばＯＫ。




コーション・マークなど、ありあわせのデカールで何とかし、ほぼ完成。機首のピトー管は真鍮線で。あとはクリアをかけ、軽く研ぎ出しをして車輪をつければ、ようやく今年の第１作が出来上がります。

T-37 Willee -- Continued

どんなキットでも色塗ってデカール貼ればそれなりに見られるはず、と思います。

Ｔ－３７は基本塗装の吹きこぼれを修正し、デカール貼りへ。デカールは死んではいなかったものの、白い機体では黄ばみが相当目立ちます。国籍マークはストックの中から綺麗なものをチョイスしてなんとかしました。

やっぱりこの塗装は美しいですね。