Kon-Chan's Scale Modeling Life

航空機模型を中心にしたページです

1/48 IAI Kfir C2 --- Completed!

2018-06-03 19:27:36 | 1/48 Jet Air Crafts
5月初めに完成見込みが、ほぼ一か月遅れ。武装や小物、デカールに思いのほか時間がかかりました。ジェット戦闘機の完成は2017年2月の1/48 F35B以来。

キャノピーは閉状態を考えていましたが今一つ合いが良くないので、開状態に。シートにベルトを追加するなどして多少ディテールアップしました。機体と一体成型のAOAセンサーはごついので、真鍮線から削り出したものに替えてます。



補助インテイクやアンテナなど小物がけっこう面倒臭いです。



デルタ翼は高速性に優れ、翼面荷重が低く、機体をコンパクトかつ強度に出来るメリットがあるらしいです。デメリットは低速時に高揚力を得にくいため、離着陸性能などが低いこと。



エンジンノズルは殆ど見えないので、焼け塗装に悩むことは無いですね。



どんだけ増槽デカいんだ!キットに揺れ止めパーツが入っていて良かったな。武装は爆弾x6とAAMx2としました。



キットの難点をいくつかいうと、イジェクションシートの出来がスケールの割にはしょぼいこと、板状の爆弾架の接着面が無く角度が決めづらいこと、などあります。コスパ追求ならばイタレリの方がいいでしょう(中身見てないけど、たぶん。。。)






1/48 IAI Kfir

2018-04-30 23:24:51 | 1/48 Jet Air Crafts
デカールは厚め、その分コシがあって扱いやすいですが、白色は下地が透けてしまいます(ハセガワのみたい)ので国籍マークを貼る箇所を白で塗っておく必要があります。

脚がついて立った状態になりました。主脚が内股になるのが面白いです。







9割がた完成といったところです。次の4連休で仕上げます。

1/48 IAI Kfir

2018-04-22 23:23:34 | 1/48 Jet Air Crafts
塗装開始。制空グレーというよりは緑の入ったエキゾチックな砂漠迷彩のイメージが強いので、トレーシングペーパーを適当に切って型紙にして3色迷彩にします。ところでこのキットは、戦闘爆撃型のC2と、対地攻撃に特化したC7(F15やF16に取って替わられた)が選べますが、C2を選択しています。レトロフィットの機材が多いのはあまり好きでないぐらいの理由ですが。

クレオスの特色を使いますが、各色ともビン直でなく少し白を混ぜて色合いを落ち着かせています。中東の太陽にさらされていれば白っぽく褪色するというのもありますが、茶系迷彩の場合一番濃い茶色が妙に主張するというか、模型的にあまり美しくないように思います。









今日はサークルの例会だったので、チマチマとデカール貼りをしようと思って持っていったら、往年のレベルの1/32のミラージュをコンバージョンパーツを使ってクフィルに改造している会員の方がいました。こんなとこで被るとは!ずいぶん研究していらっしゃるので、恐れ入りました。

1/48 IAI Kfir

2018-04-08 23:21:25 | 1/48 Jet Air Crafts
どうやらインテイク内部は白で塗っておけば大過ないようです。丸みのあるインテイクはとかく合いに苦しむものですが、このキットは問題なく組み上がります。



しかしながら、恐ろしい精度でハマる箇所がある一方、とんでもない隙間ができるパーツもあります。胴体後部のこのパネルはバリエーション展開?のため別パーツなのですが、埋めるのに0.3㎜のプラ板が要るぐらい隙間ができます。



主翼上面も胴体と隙間ができますので、薄いプラ板を貼り足したりして目立たないようにします。下手な言い訳がましいですが、これはどうも胴体パーツが経年変形?で丸まっているからのように思います。



今週基本色の吹き付けまでいけると思ってましたが、ちょっと停滞。

1/48 IAI Kfir

2018-04-01 23:15:03 | 1/48 Jet Air Crafts
CH-46は暗礁に乗り上げてしまいました。ちょっと寝かします。そうすると脳内で問題が整理されてやる気が出ることもある、かな。

こういうときは素性のいいキットで気分をリフレッシュしましょう。

数年前に突如、最初で最後であろうクフィルの発売ラッシュがあり、そのとき買ったアヴァンギャルド・モデルの1/48です。この箱絵の機体は何か太短い感じで、新谷かおるの書く猫背のスカイホークみたいです。お値段も高いのでキネテクにしようかなとも思ったのですが、新しいメーカー研究も模型のうち、ということで勇気を出して買いました。その後、永らく積みキットに埋もれてました。



バスタブ状のコクピットを作って左右の胴体で挟み込む、のはいつもどおり。コクピットの方を少し削ってやらないと隙間ができますが大きな問題はありません。で、ここでストップ。例によってインテイクの内側の塗装が分からない。。。ネットで調べてみます。



小さな機体ですがエンジンはファントムと同じJ79です。本来マイナー機のはずが日本でよく知られるのは、マンガの影響。空中戦で活躍してましたが、実際は空戦で敵機を墜としたのは1回だけで、主な任務は対地攻撃だったようです。




1/48 F-35B Completed

2017-02-26 19:30:44 | 1/48 Jet Air Crafts
総工程の3割はヒケ(というかウェポンベイの扉などグニャグニャである)の修正に費やし、完成しました。ハセの72を作った後だったので、それを参考にして作れました。やはり48の重量感はいいです。





72ではデカールになっているギザギザ塗装は本当に疲れますね。自作してレトロフィットした台形の部品は、何なのかよく分かりません。



キャノピーのパーツは、薄くて透明度も高いので良いです。スモーク塗装は最初クレオスの#101を使いましたが、どうもクリア成分(?)が白濁してしまうので、ふき取って普通の黒を薄めて吹いてみたらうまく出来ました。苦労したのはキャノピー破砕用火薬の導線で、伸ばしランナーで再現してみました。白く見えるのは不要デカールを小さく切ったもので、これはハセ72製作で得たアイデア。



このキットはタイヤが2セット入っています。パーツ割りをみると、最初に出したA型のパーツの出来があまりに酷いので、海軍用C型をリリースした際に作り直したのではないかと思います(C型は前輪が2つ要るので)。後者の方は、まあ普通の出来なのでそちらを使いますが、脚パーツに合わないので多少の工作が必要です。



この飛行機の見せ場は、裏です。ウェポンベイにはAMRAAMと爆弾を搭載しましたが、扉のヒンジがごつ過ぎてバランスを欠いているなと感じます。時間と適当な代替パーツがあれば、作り直したいところです。



爆弾のオレンジがいいアクセントになっていると思いますが、どうでしょう。



水平尾翼を下げてみましたが、本当はもっと角度をつけたいところ。フラップもそうですが、大きく下げようとすると機体の方をリューターで削り込むぐらいの工作が必要になるので、あきらめました。。。



作ってみて分かったのですが、かなり凝った設計の機体です。飛行姿勢⇔ホバリング姿勢にはかなり精巧な変形プロセスが必要で、故障も多いような気がします。32でリリースされるならば、完全変形可能で出してもらいたいですね。

1/48 F-35B

2017-02-05 22:36:40 | 1/48 Jet Air Crafts
今回は動かせる部分はすべて動かす、のをテーマにしています。子供の頃、スーパーカーのプラモのドアやハッチが開くと、テンションが上がったのを思い出します。

フラップと主翼前縁の下げ工作。キットのパーツの差し込み部分を切り取って、半円状にしたプラ棒に置きかえて、薄く削った主翼の前・後縁に角度をつけて接着します。



水平尾翼の下げはちょっと大変。F-35の水平尾翼は中央を軸に廻るのでなく、後ろからパカッと折れます。この折れるときのメカニズムがどうもよく分からないのですが、このキットで再現するには水平尾翼下部の出っ張った部分を、胴体に潜り込むように削ってやるしかないように思います(うーん、何言ってるのかよく分からん...文章で表現するのは難しいです)。



で、いよいよ塗装へ。ギザギザ部分が多いので難儀ですが、四角に切ったマスキングテープを大量に作っておき、角を合わせて貼っていくとよいでしょう。





ブラシ塗装開始。ハセの72と同じように、上面は#13のニュートラルグレーを瓶直で吹き、下面は#13に#40のジャーマングレーを混ぜて暗く吹きます。F-35は胴体がひし形っぽく、下面が影になるのでそれを強調する意味があります。





1/48 F-35B

2017-01-29 23:12:31 | 1/48 Jet Air Crafts
色々な扉が開くので、その工作に多くの時間を費やした週末でした。裏面はクレオスの#316を使いますが、この色は隠蔽力がいまいちなので、吹き重ねないとプラ地が透ける感じがします。私はグレーで下塗り後、パーツの大きさにもよりますが3回ぐらいは吹き重ねます。

このキットは前後のノズル・インテイク・エンジンを組んで挟み込むという、野心的な作りなのですが、いかんせんパーツの合いが悪いので、インストどおり工作するのは危険と思います。こういうときは一番目立つ箇所を優先して組むに限ります。インストとは逆に、機体上面パーツに各セクションを接着していくのがいいのではないでしょうか。

また重要な点として、機体内部を塗っておくことです。そうしないと機体のお尻から、中のプラ地が丸見えになります。



機体上下を貼り合わせ、主翼を接着。垂直尾翼はこのキットの外見的欠点で、中央に妙な盛り上がりがあるので、カッターをカンナ代わりにして削って均しましたが、道半ばです。写真は仮留め状態。


1/48 F-35B

2017-01-22 21:20:13 | 1/48 Jet Air Crafts
F-35は面白い素材なので、しばらく追いかけてみることにします。

ハセの72は胴体下部が閉状態にしかならないので、ここをオープンにしたいです。

キティホークの1/48のB型、短距離離陸・垂直着陸が売りの機体です。キットの世評はあまりよくなく、下ごしらえが大変そうですが、みたところこれしかキットが無いようです。今後増えるかも。



まず気になるのは、脚カバーなどにみられる激しいヒケです。押し出しピン跡もけっこう深いので、こまめにパテで直します。



ハセの72でデカールになっていた機体のギザギザは、凸モールドで浮き上がり表現になっています。それに合わせたせいか、機体のパネルラインもゴツい凸になっているので、彫刻刀で(笑)さらってから彫り直しが要ります。



キットの兵装庫に爆弾を搭載、と思いきや、大きすぎて収まりません。



何もないと伽藍洞になってしまうので、現物無視で切り詰めて搭載。



コンソールはデカールを貼ってから、透明プラ板をかぶせてグラスコクピットをイメージしました。並んだ計器を塗り分けるというのは、旧世代機のものということですね。。。


1/48 F-84 Thuds (メッキ済キット)

2016-08-28 20:51:27 | 1/48 Jet Air Crafts
この1か月、キットのメッキを眺めて工作方法を考えているだけでした。その結果は追って書くこととして。。。

今回はデスクトップ風の飛行姿勢でいくことにしますので、パイロットを作りました。

キットはパイロットもメッキ済なので、



まずメッキを剥がします。台所用の漂白剤に浸してやると、簡単にプラ地になります。





塗装完了。ヘルメットのマーキングは、デカールが付属しています。