2008年も模型納め

今年の御用納めです。まず基本色の白を#69のグランプリホワイトで吹き、脚など小物を弄って終了。”微妙に汚れた状態”を目指して、塗装方法を幾つか試行したいと思ってます。寒風下で窓を開けたブラシ作業は命懸けであり、背筋が寒くなる直前を撤収タイミングとしています（作業部屋の耐寒装備はドテラと小さな電気ストーブ）...

2009年も世相は暗そうですが、世の中が総悲観になった時が底と考えたいですね。雇用・設備の調整が急速だった分、景気のリバウンドも早いかもしれない。石油が安くなった。円高にもメリットあり。それでは皆様良いお年を。

Ｔ３８--Continued

ノズルと水平尾翼を付けたところ。水平尾翼もガイドが役に立たないので（というか胴体側に穴開いてないし（笑））、胴体と尾翼に径の違う真鍮パイプを埋めて嵌め込めるようにしました。クラシックな士の字が逆に新鮮ではないですか？



で、サフ吹き。小キズを直した後、キットのバーズ塗装ではなく白を基調とした練習機型に仕上げようと思います。年内にどこまでいけるでしょうか？

T38 -- Continued

しばらくダレ気味でしたが、あちこちリベットを打って主翼を接着するところまで終了。主翼の取り付けはこのキットの最大の難関で、ガイドは殆ど役に立たないし隙間が空き放題です。薄いプラ板を接着面に貼り付けて摺り合せ、目立つ上面を優先して接着。この時プラ板を溶かす感じで圧着すると綺麗に隙間が塞げます。下面の隙間は主にパテを使用して塞ぐ予定です。

主翼と胴体の接着は飛行機模型の肝ですが、このキットのようなイモ付け中翼機が一番難しいですね。①胴体とはピッタリ、②動翼部には髪の毛ほどの隙間を残し、③先端部はエポパテを擦り付けてシャープに整形、とかなり気を遣ってます。

バルジ大作戦ＣＤ

昔の戦争映画のＣＤサントラコレクションに「バルジ大作戦」が加わりました。横浜駅某大型ＣＤショップに推薦文付きで突然出てました、推薦者とは一寸お話してみたい一品です。音楽は全体的にやや冗漫ですが、”Panzerlied”の主題がいいスパイスになっています。

「バルジ大作戦」は、最後、独戦車隊指揮官へスラーの”タイガー”戦車がガソリン入りのドラム缶の爆発で木っ端微塵になるというラストが納得いかず、私の中では永らく駄作の位置づけでした。しかしながら、改めてＤＶＤを観るとなかなか良く出来た作品と思います。独軍の偽装ＧＩがヒトラーの悪口を言わされるシーンや、へスラー（Ｒ.ショー、「空軍大戦略」のＲＡＦパイロットと役作りはほぼ同じ）とウォレンスキー（三浦じゅんの好きなＣ.ブロンソン）の捕虜の保全を巡る駆引きなど、脚本も十分面白い。

劇中、”タイガー戦車”はＭ４７、”シャーマン戦車”はＭ２４。シャーマンが華奢で弱々しい...Ｌ１９が米軍偵察機として重要な役割を演じています。

T38－簡易キットに罪は無し

例年12月の仕事はヒマですが、今年は洒落にならないくらいヒマ。ＩＴ技術が発達した今日では暇つぶし的な仕事を探すのも難しいので（笑）、いっそのこと有給をとってしまいました。

さて簡易インジェクションらしい荒れた部品に手を焼きつつも、胴体の組み上げが完了。ウェーブの黒パテに硬化促進剤を併用することで隙間・段差修正はかなり効率化しました（あの小さいスプレーの匂いが何かに似ているが...思い出せない...）。場所によっては、プラ板を貼り付けて薄く削いだりしています。星の数ほどあるプラモの中から敢えて簡易キットに手を出しているわけで、キットに罪はありません（達観）。

一番の修正箇所はコンソール部分で、キットのままだとパネルが出っ張って固定されるので（工作ミスではないと信じますが、）ポリパテを盛り上げて面一に整形しました。

年末のお買い物

展示会の報告をしようと思っていましたが、カメラを忘れて写真無し！そのうちTriのHPかメンバーのブログに何か載ることを期待...ともかく、多数のご来場有難うございました。

さて世の中色々なものが暴落してますが、それはお買い得チャンスの到来でもあります。ハナンツで1/48のブロンコの改造パーツを発見し購入（←テスターのキットの完成はまだ諦めていない）。モノの値段自体は変わりませんが、英ポンドがついこの間まで２５０円だったのが１４０円割れまで下がったことで円ベースでは４０％超の値引き！一緒にデカールも少々買い込みました。