Kon-Chan's Scale Modeling Life

航空機模型を中心にしたページです

三菱T-2 -- LEDギミック

2009-02-27 23:06:02 | 1/48 Mitsubishi T-2 and F-1
今日の話は中味があると自負します(笑)。

ギミックとして、6つある胴体灯を光らせようと思います。ライトはアオシマの翼端灯を使うとして、電源をどうするか?機体から導線を出すのは嫌なので、ノズルの部分を引出式にして電池を入れる方法を考えましたが、これは無理。

そこで、ボタン電池が収まるぐらいのスペースがある、主脚の前部ドア部分に目を付けました。このドアは主脚出入れ時に一瞬開閉するだけで、普段は閉じています。

リューターで穴を開け、プラ板で裏打ちすればボタン電池が収まります。安物の電池ボックスをバラして取り出した電極部をセット。CR1220型電池は、小さいながらもLED点燈に必要な3Vの電圧があります。これを左右に設置(電池1個で3基のライト点燈)。




ドアの方は電池交換のため開閉の必要があり、かつピッタリ固定しないといけません。そこで考えたのが、磁石による取付方式。


100円ショップのマグネットで、強力なイリジウム磁石を使ったものがあります。この商品の磁石はつつくと簡単に外れます。



プラパイプに嵌め込めば、接着準備完了。



主脚ドアの方に金属板をセット。ガラクタ箱で見つけたワッシャー(これが一番よく磁石に着きました)を万力で挟み、金槌でぶっ叩いて曲げました。



裏からみた電極&ドア固定磁石です。



なかなか良く出来たと思います。こういう工作が出来るのも、48の良さですね。

三菱T-2 -- 工作は続く

2009-02-15 20:04:34 | 1/48 Mitsubishi T-2 and F-1
トライの例会は益々盛況で、早く行かないと座る場所も無いです。冬場の模型弄りシーズンということもあるのでしょうか。

自由時間に”お大臣方式”で補助インテイク・ドアの切り出しをしましたが、ピンセットを忘れたので接着は帰宅後に。

補助インテイクは低速度・高出力が必要なとき(つまり離着陸時)に自動で開いて空気の流入を増やすようになっています。



三菱T-2 -- 前縁フラップの装着

2009-02-11 17:49:13 | 1/48 Mitsubishi T-2 and F-1
私が一番好きな水曜日の祝日です。一週間が楽にこなせますからね。

切ったフラップをそのまま付け直すと上側に隙間が出来るので、エバーグリーンの半丸のプラ棒を加工してフラップの後に接着します。主翼への装着は真鍮線で。



こんな感じで垂れ下がった状態を再現します。



後縁フラップは難度高いです。さてどうしますか...

三菱T-2  力仕事...

2009-02-08 16:30:22 | 1/48 Mitsubishi T-2 and F-1
フラップの切り出しです。ヒンジの入り組みなど結構複雑なので、結局ストックの一つを潰して削り出す”お大臣モデリング”に。


前縁のリップを削って、フラップの後端を埋め込んでみようかな、と。



後縁フラップはヒンジ基部を残して工作します。



前縁フラップの根元下部には、ボーリングのピンの上半分みたいな補強板(?)が出っ張ってます。キットではその部分がフィレットに入り込み過ぎなので修正し、切り取った部分をフィレットに付け直し。消えた補強板はケガキ針で彫り直しました。



ハセの硬いプラでの力仕事は持病の腱鞘炎にこたえます。冬場は悪化の時期なので要注意。適度に休憩とマッサージを入れてやってます。

三菱T-2 -- 下ごしらえが続く

2009-02-01 15:14:02 | 1/48 Mitsubishi T-2 and F-1
大騒ぎしてやっているスジ彫りですが、このくらいの差が出ます(見難いですが)。彫るのにはハセガワのエングレーバー(要はPカッターの細いやつ)の白いほうを使ってます。太いように思われますが、ペーパー掛けや塗装を行うと段々埋まっていくので、これぐらいの方がいいと思います。



実機では降着時に前縁フラップが下がりますので、潔く切り離して再現しましょう。後縁フラップも切り離し。ヒンジの部分が入り組んでいて複雑な形状です。



こうなりゃ補助インテイクも開けちゃいます。



話変わりますが、今月のMAは飛行機模型のノウハウ集なので久しぶりに購入。白井名人のインタビュー中にある「0.05mmの油性ペン」を買ってみました。なるほどあんな綺麗な手描きのレターは私には描けませんが、タッチアップやウォーク・ウェイ引きに使えそうです。「油性インクのツヤは消しゴムで軽く擦ると落ち着く」
という辺りが流石名人芸ですね。