Kon-Chan's Scale Modeling Life

航空機模型を中心にしたページです

横浜合同展示会

2020-02-17 23:31:07 | Weblog
2/15,16の両日、恒例の横浜合同展示会がみなとみらいのワールドポーターズで開催されました。

トライアングルからは7名ほど参加。ゲストさんも入れて充実の展示となりました。





私は3作品。







Flying Cat Modeling Associationさんが「ヘリコプター」をテーマに展示。私も作りたいと思っていた機体が一堂に会した感じで圧倒されました。




















PC復旧

2019-09-29 16:36:50 | Weblog
何が悪かったのか、PCがイカれてしまい、結局メーカーに持ち込んでリカバリーしました。それでも何故か写真データは復旧できず、コストも嵩んで涙目です。

この2か月は夏季休業状態、作業部屋の気温が下がって塗装が出来るまではほぼ何もせず。

最近弄っているのはこちら。製作過程は追って。。。




静岡ホビーショー2019

2019-05-12 23:18:10 | Weblog
今年も無事終了しました。ホビーショーが終わると、半年終わりのイメージがあります。



エレールのバスは何とか完成して持ち込めました。ウェザリングを施す予定でしたが、余力なく断念。そのうちやります。





気になった作品いくつか。










これはベトナムの方の作品。自身の幼少期の記憶で作ったとありましたが、なんだか切ない気持ちになりました。今年のベストと思いました。




横浜合同展示会

2019-02-11 01:52:55 | Weblog
先週2月2-3日は2年に1度の横浜合同展示会でした。

トライアングルからは6名ほどの参加。ゲストも合流して賑わいました。



私はヘリコプターを3機展示。





場内は上手い作品、すごい作品が多数ありましたが、私の一押しはこれです。



最近模型が苦痛というか、楽しくない状況があります。原因は「こう作らねば」とか「ここ手を抜くと恥ずかしい」という呪縛があるのだと思います。女性モデラ―の作品ですが、「好きに作れば良い」と教えてくれているかのようです。

シンガポール空軍博物館

2018-11-04 16:54:38 | Weblog
スカイホークやハンターの実物が触り放題で展示されているとの情報を得て、もう仕事が頭に入りません。空軍博物館は、東京でいえば羽田空港が基地でその隣に併設されている感じで、アクセスに問題はありません。難点は夕方5時に閉館ということ。昼休みを挟んで意図的に仕事を入れないようにして、「ちょっと外します」とか言って観てきました(同僚に妙な人間と思われないよう、企図を秘匿しないといけません)。

バスの乗り方に苦労しつつも、何とかたどり着きます。



シンガポールは小国ながら裕福な国であり、F15,F16を合わせて100機以上保有しています。驚くのはその採用機種の多さで、さながらエリア88のようです。この博物館ではひと昔前の機体が眠っています。

屋外展示が7-8機。









屋内展示。どの機体もピカピカに磨きあげられています。目を引くのはふたコブの練習機型スカイホークTA-4SUです。これは単座型からの魔改造でしょうか?











博物館は3階建てで、装備品その他の展示やフライトシミュレーターがあります。1時間ぐらい観て慌てて仕事に戻りましたが、入場無料で古めの飛行機が好きな人にはたまらないスポットです。

シンガポールの模型店

2018-10-28 15:29:04 | Weblog
急な仕事で1週間ほどシンガポールに行って来ました。現地は真夏の暑さで蒸しますが、街は綺麗で地下鉄などの交通機関も整備されており、日本企業の進出も目立ちます。

観光スポットなど興味無く、仕事が終わったら現地の模型店を覗きに行きます。とはいっても、何か掘り出し物があるとか、かなり安く買えるなどということは、まずありません。日本のホビー店は世界最高峰の充実ぶりですし、値段を問うならばネットで買えばいいからです。


まずはビジネス街に隣接した中華街のお店へ。ネットで検索して引っかかったのですが、小型のオフィスビル兼商業施設のなかにホビー店が3つほどあります。



どうやら全てラジコン関係のようです。2人のおじさんがホールでドローンを飛ばしていました。



ラジコンは守備範囲外なので、翌日は地下鉄で足を伸ばしてネットで紹介記事のあったこのお店に。

オフィスビルの中にあり、店舗兼倉庫なのか倉庫兼店舗なのかよく分かりません。お店の前はキットの段ボール箱で埋まっています。模型店特有の「古びた紙の匂い」がします。

昔ながらの模型店という感じで、気の良さそうな店主が常連(?)と話しています。一回りしてみるとタミヤの16式が$95(約8000円)、これは国内の約2倍。しかし他の輸入品(当然ながら現地にメーカーはありません)はほどほどの価格なので、これはタミヤのブランド力か、あるいは代理店のマージンの問題と思います。

しばらく眺めていると店主が絶妙なタイミングで「何か探してるの?」とソフトに声を掛けてきました。タランガスのこのキットが$49.9(約4200円)で棚の上の方に並んでいるのが気になったので、「見せてほしい」と言ったところ「あれならこの辺にもあったぞ」と言って別の棚からゴソゴソと取り出して来ました。「値段は割り引いてある」とのこと(店内のポスターによれば20%引)。



日本では何故か6000円はするし、小さな箱で持ち帰りも問題無いので買うことにしました(以前エアフィクスの1/72をゴミ箱行きにしました...)。日本から仕事で来た、現地の模型店を訪ねるのが楽しみ、みたいな話を少しして店を出ました。なかなか良いお店でした。

次回は「空軍博物館」について書きます。


スゴいモデラ―

2018-08-23 21:40:46 | Weblog
遅めの夏休み中です。アパッチはあと一息ですが、ヘリコプターは小物が多くて神経を痛めますので、ちょっと休憩。

夏休み企画ということで私がスゴいと思うモデラーを3人紹介します。

①最も高貴なモデラ―:ジョージ6世
映画「英国王のスピーチ」の主人公。彼は兄が王位を捨てて米国人女性と出奔してしまい、期せずして英国王となるが、吃音症に悩んでおり国民の前で演説が出来ない。とある診療所の自称医師のライオネルとともにその克服に挑むうち、ナチスドイツが欧州大陸で戦端を開く。王は国民を鼓舞すべく演説に挑むが...という話である。ストーリーの途中、王が模型飛行機作りを趣味にしているというやや長めのエピソードがあるが、これはもう内向的な人物をステレオタイプに描くという例のアレであり、私は映画館で軽く舌打ちをした。しかも字幕で「プラモデル」とあり、これはもうあり得ない。プラモデルは和製英語の商標名だ(王が作っているのは木と紙の複葉機)。ダメ押しで「私がそこに"糊”を付けましょう(ライオネル)」と字幕に出たときには完全に鑑賞意欲を失ってしまった。吹き替え版でも「プラモデル」なのだろうか。王がモデラ―だったかは定かでないが、これ以上偉いモデラ―は見たことがない。(まあ冷静に見ればアカデミー賞らしい、いい映画である)

②最も凶悪なモデラ―:フランク・アンダーウッド
ハウス・オブ・カーズ(The House of Cards)」の主人公。彼は米国の上院議員。選挙戦で頑張ったのに大統領に冷遇されたことを恨み、手段を問わず、その追い落としに掛かる...
彼は選挙区の南北戦争記念イベントに参加した際に、自分の祖先が南軍兵士だったことを知る。復讐の鬼と化した彼は兵士の祖先を自分に重ね、ジオラマづくりを始める。彼は大統領からの電話に、兵士や大砲に筆で色を塗りながら応える。大統領を小僧扱いしているからだ。すごいぞフランク!またアメリカらしく彼のジオラマは巨大であり、日本の4畳半ぐらいありそうだ。ジオラマにはストーリー性など無く、ただ南軍と北軍が戦っているだけのようだが、それでいい。モデラ―の力を見せてやれ!

③最も渋いモデラ―:黒崎潤一
マンガ「事件屋稼業
彼は主人公の探偵:深町と腐れ縁関係にある、インテリ・ヤクザ。語学堪能で美術、哲学、文学に造詣が深く自らを「過激な企業家」と称する。彼の多彩な趣味の一つが鉄道模型で、事務所の自室には大きな蒸気機関車(台湾の阿里山登山鉄道の車輛)が飾ってある(第4巻)。彼自身がそれを作ったと思われるのは、ある登場人物が模型を見て「黒崎さんは手先が器用だなぁ」と言っているから。このマンガは長期にわたって描かれたため画風がだんだん変わっているが、初期~中期の彼は藤竜也をモデルにしているようにしか見えない(画:谷口ジロー)。頭が切れ、粋なセリフを吐く彼は最高に渋いモデラ―だ。黒崎のようになりたかったが、私には頭も度胸も無い、残念。ちなみに上述のセリフは頭を使って巧妙に事を成す黒崎に対する、ダブル・ミーニングなのだと最近気づいた。

「事件屋稼業」とはもちろんチャンドラーの「Touble Is My Business」の日本語訳を借用したものである。

今日はこの辺で・・・・