Kon-Chan's Scale Modeling Life

航空機模型を中心にしたページです

1/48 F-35B

2017-01-29 23:12:31 | 1/48 Jet Air Crafts
色々な扉が開くので、その工作に多くの時間を費やした週末でした。裏面はクレオスの#316を使いますが、この色は隠蔽力がいまいちなので、吹き重ねないとプラ地が透ける感じがします。私はグレーで下塗り後、パーツの大きさにもよりますが3回ぐらいは吹き重ねます。

このキットは前後のノズル・インテイク・エンジンを組んで挟み込むという、野心的な作りなのですが、いかんせんパーツの合いが悪いので、インストどおり工作するのは危険と思います。こういうときは一番目立つ箇所を優先して組むに限ります。インストとは逆に、機体上面パーツに各セクションを接着していくのがいいのではないでしょうか。

また重要な点として、機体内部を塗っておくことです。そうしないと機体のお尻から、中のプラ地が丸見えになります。



機体上下を貼り合わせ、主翼を接着。垂直尾翼はこのキットの外見的欠点で、中央に妙な盛り上がりがあるので、カッターをカンナ代わりにして削って均しましたが、道半ばです。写真は仮留め状態。


1/48 F-35B

2017-01-22 21:20:13 | 1/48 Jet Air Crafts
F-35は面白い素材なので、しばらく追いかけてみることにします。

ハセの72は胴体下部が閉状態にしかならないので、ここをオープンにしたいです。

キティホークの1/48のB型、短距離離陸・垂直着陸が売りの機体です。キットの世評はあまりよくなく、下ごしらえが大変そうですが、みたところこれしかキットが無いようです。今後増えるかも。



まず気になるのは、脚カバーなどにみられる激しいヒケです。押し出しピン跡もけっこう深いので、こまめにパテで直します。



ハセの72でデカールになっていた機体のギザギザは、凸モールドで浮き上がり表現になっています。それに合わせたせいか、機体のパネルラインもゴツい凸になっているので、彫刻刀で(笑)さらってから彫り直しが要ります。



キットの兵装庫に爆弾を搭載、と思いきや、大きすぎて収まりません。



何もないと伽藍洞になってしまうので、現物無視で切り詰めて搭載。



コンソールはデカールを貼ってから、透明プラ板をかぶせてグラスコクピットをイメージしました。並んだ計器を塗り分けるというのは、旧世代機のものということですね。。。


1/72 F-35 空自初号機

2017-01-14 17:53:37 | 1/72 Air Crafts
先週完成した今年第1作です。

空自機のアイコンである機首のコール番号も、前脚カバーに小さくあるのみ。



キャノピーのスモーク塗装はやり過ぎないことが重要ですが、機体色とのバランスを考えてやや濃いめにしました。内側の細い線は爆砕用と思われますが、キットのデカールを使うより塗った方が簡単です。凸モールドになっているので、ドライブラシの要領で。



パイロットの右手の操縦かんがうまくキットの穴に入りませんが、見えないのでOK。









青っぽく見えてしまうデカールも、こうして見ると意外といけますね。

同じマルチロール機のトーネードと並べてみました。大きさはほぼ同じ、F-35が太めなのは兵装を内部に収めているからでしょう。その割にはコンパクトにまとまっていてカッコいいですね。





1/72 F-35

2017-01-02 21:26:31 | 1/72 Air Crafts
久方ぶりの連日アップデートです。2017年への意気込みの現れでしょうか。。

私の心に響いた、ロービジの日の丸を塗装で再現しました。コンパスカッターで薄地の透明マスキングシートを切り抜き、慎重に位置決めからの一発勝負。透明マスキングシートは、切り口が綺麗なのと、位置決めのとき塗面が見やすいので気に入ってます。



今回の製作では、先月出た文林堂の写真集を参考にしています。空自初号機は最初の10ページほどですが、珍しい上面からの写真があるのがいいです。お薦めの1冊といえましょう。それによると、主翼上面の日の丸は周囲を四角の塗装で囲まれており、かつ左右で四角の大きさが違っています(実際の配備時には無くなっているかも)。白の縁取りも真っ白でなく、グレーっぽい感じ。

下面の日の丸はよく分からないのですが、主翼上面と同じ位置とすると、ウェポンステーションのマークと重なりますね。写真から垣間見るに、四角の塗り分けを左右逆にしているように思えます。



機体番号(701号機)は、10年以上前に買ったスーパースケールの数字デカールが、奇跡的に使えました。台紙から剝がれるかも分からない状態でしたが、何とかなりました。大きさもぴったり。今年はいいことあるかも。。。



あけましておめでとうございます

2017-01-01 19:52:06 | 1/72 Air Crafts
今年は放置期間を減らして、コンスタントにやっていきたいです。皆様、駄作・駄文にお付き合いを。。。

正月休みに完成させるという一念で、F-35の塗装・デカールとすすみます。

F-35は機体の独特の形状のため、機体下半分が暗く見えます。実際には同一色で塗っているのですが、光のマジックですね。上面はインストどおりクレオスの#13を吹きましたが、下面は黒を混ぜて影を表現してみました。ちょっとやりすぎたかな。



あとはデカールです。このデカールが曲者で、貼ってみると青みが強くなります。目の錯覚でしょうか。そうすると、塗装で表現する箇所とのギャップが大きくなるので、インストの#306指定個所は#307か#73を使った方がいいです。が、作品としてのまとまりは出ますが、実機からはかい離していくなぁ。



デカールの質自体はいいですが、透明部分が多いです。一旦はって、生乾きのうちに透明部をカッターで切り抜くといいです。そうするとデカールの端が浮きますが、そこ目指してマークセッターに浸した綿棒で押さえてやりましょう。グッドフィットが得られます。一発勝負なので、シラフのときにやりましょう。



裏もデカールだらけですが、何だかナスカの地上絵というか、昔の宇宙人のデザインみたいです。



今回は早づくりのほかに、新規の材料を買いに行かないというルールを課していますので、塗料は全部あり合わせ。でも何とかなるもんです。