カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

油揚げの付焼き

2008-10-10 18:41:58 | 本日の酒の肴
作り方はいたって簡単。油揚げを砂糖醤油で付焼きするだけ。単純にして美味。

徳さんは、飲み屋さんなどでは、酒の肴なんかに特に気を配らない。
酒の種類、銘柄はともかく、誰と飲んでいるか、何を話しているのかが重要視される。

これが自分が作る酒の肴となると態度が多少変化する。
自分で食材を買いに行く。
今日だと油揚げを1枚買いに行く。
国産大豆使用にこだわる。
遺伝子組み替え出ないものを探す。
価格は多少高くなる。

しかし、この油揚げの付焼きを肴に酒を飲みながら考える。

○ こんな徳さんのこだわりに果たして意味などあるのだろうか?

① 徳さんは還暦も越えて、いまさら遺伝子でもなかろう。

② 遺伝子組み替え技術は他の生き物から特徴的な遺伝子を拝借して大腸菌に増産してもらうものらしいが、人は他の生き物を食べる動物だ。人には無い遺伝子を食べることは人の常態なのではないだろうか?これは結構安全なのではないか?

③ 国産大豆と表示されているが信用できるのだろうか?この間の偽装問題を考えても100パーセントの信用は出来そうに無い。ものによっては、生産の一時期を日本国内で関与すればいいという、法の抜け穴も用意されているという。

④ 油揚げ業界、この場合は大豆業界ということになるが、これには色々な闇の世界が関与しているに違いない。豆腐屋さん、現在の多くは工業化した豆腐産業に追いやられているのだろうが、その大手でも太刀打ちできない闇の世界が。

⑤ 油揚げ1枚の買い物だから、気にならないが、もっと値が張ればこれは大贅沢だ。もっと倹約に心がけて、老後に備えた方が身のためではなかろうか?

⑥ 世界では現在進行形で飢えに苦しむ人が多くいるのに、何を考えているんだ。

こんな否定的な事を考えながらでも、今日の酒と酒の肴はうまい。