カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

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著作権侵害?ならゴメン。ハンス・シルヴェスター『ナチュラル・ファッション』 du books
エチオピアのある部族では、雨季がやってくる直前に、泥?によるボディペオンティングと自然界の植物、動物の爪や角、鳥の羽などをを使って身を飾るという儀式がある、そうだ。 著者によれば、アルタミラの洞窟絵画より古くから続く芸術なんだそうだが、今はそれなりに様変わりしている。 彼らの行為は奇習とされ、観光の目玉となり、儀式は世界各地からやって来る物見遊山客を乗せた観光バスが到着する度に披露されるデモンストレーションに替わる。 素材に近代、現代が入ってくる。 プラスティック製品。銃の薬莢。工業製品の部品などだ。 基本は遊牧民だったろう彼らに、近代、現代は定住を強制し、生きる糧を奪っていく。 近隣の部族間の抗争は激しくなり、カラシニコフという旧式の銃の発砲音が絶えず聞える空間に変貌する。 すると不思議な光景が想像できる。 鳥瞰的に見ると、低開発国間、もしくはその内部で先進国が高額で売り付けた旧式の武器でドンパチやってる。 少し、高度を上げると、無人機がその事態をじっと観察している。 やな構図だが、これが現実だ。 でも、彼らがみずからに施す装飾は、現代アートの鼻っ柱を軽いフックで叩きつけてる。
更新日時2014-05-10 20:37:16
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