画像は森山知己という日本画家の〝水の記憶シリーズ〟より。
さて今日は大晦日。
一年の反省として思いっきり暗い話をしよう。
そして明日は元旦。
思いっきり明るい話をしよう、したい。
年末報道はこの一年を振り返る特集をしている。
でも、あちこちのチャンネルの何処も福島原発事故を真正面から取り組もうとしているものはない。意図的なものを感じざるを得ない。
現在進行形で放射能が大量に放出され、太平洋を介して地球規模で汚染し続けているというのに、、、、。
現在進行形で避難民の困難が累積しているというのに、、、、。
今日、大晦日の話は、それに関係なさそうで関係大有りなアラル海消滅の話。
50年前には世界第4の規模であったアラル海、ウズベキスタンとカザフスタンにまたがり琵琶湖の100倍の面積を誇っていた。
それが、旧ソ連による綿花栽培のための灌漑工事によって川からの水の流入が途絶えてしまった。
水量を失った湖は塩分濃度が濃くなり、やがて魚などが住めなくなり、砂漠と化してしまった。
当然そこには膨大な数の生活難民が出現する。
自然界がもたらす絶妙なバランスが、近視眼的人間の欲望によって破壊されていく好例である。
生き物にとって必要なのは石油ではなく、水なのだ。
そんな単純な道理が目先だけの利潤追求によって歪められる、、、。
さて今日は大晦日。
一年の反省として思いっきり暗い話をしよう。
そして明日は元旦。
思いっきり明るい話をしよう、したい。
年末報道はこの一年を振り返る特集をしている。
でも、あちこちのチャンネルの何処も福島原発事故を真正面から取り組もうとしているものはない。意図的なものを感じざるを得ない。
現在進行形で放射能が大量に放出され、太平洋を介して地球規模で汚染し続けているというのに、、、、。
現在進行形で避難民の困難が累積しているというのに、、、、。
今日、大晦日の話は、それに関係なさそうで関係大有りなアラル海消滅の話。
50年前には世界第4の規模であったアラル海、ウズベキスタンとカザフスタンにまたがり琵琶湖の100倍の面積を誇っていた。
それが、旧ソ連による綿花栽培のための灌漑工事によって川からの水の流入が途絶えてしまった。
水量を失った湖は塩分濃度が濃くなり、やがて魚などが住めなくなり、砂漠と化してしまった。
当然そこには膨大な数の生活難民が出現する。
自然界がもたらす絶妙なバランスが、近視眼的人間の欲望によって破壊されていく好例である。
生き物にとって必要なのは石油ではなく、水なのだ。
そんな単純な道理が目先だけの利潤追求によって歪められる、、、。