35年前、東京に職を得て上京した時、在京の友人達に新宿ゴールデン街に連れて行かれた。
その時、その飲み屋街の佇まいには驚かなかった。
それまで、仙台のはずれ町で、場末のバーでくだを巻いたり、バラック造りの飲み屋で勝手に苦学生と間違われ、他の客の飲み残した酒を振舞われたりしてたからだ。
その時、ビックリしたのは、一緒に飲んでる連中が終電の時刻を過ぎても平然と飲み続けている事だった。
明け方まで飲み、始発まで待つのかと思いきや、その寸前で帰るという。
どうするのかというと、タクシーを呼ぶのだった。
地方生活者にとっては有り得ない行為である。
だって、その時のメンバーは、徳さんの友人であるからして皆貧乏のはずである。
徳さん、唖然として、新宿から友人宅がある三鷹まで、甲州街道をまっしぐらの経験をしたのである。
確かに、人数で割ればたいした事ない料金ではある。
でも、その発想に、その当時の徳さんは肝を冷やしたのだった、、、。
以来、新宿ゴールデン街にはそれなりにお世話になっていた。
でも、最近は、だんだん足が遠のいていた。
親しくしていた店がポツポツと辞めていくのだった。
新宿ゴールデン街は三つの層に分類されるという。
文壇バー、オカマバー、ボッタクリバー。
後から思うと、徳さんが馴染みにしていた店はそのどれにも当てはまらない、ママさんの個性だけを売り物にしてた店だったようだ。
だから、そんなママさんが不在になれば足は遠のくという次第。
さて、大学の一年先輩のOさんが今年の暮れに4度目の個展をすると言う。
喜ばしい限りである。
カイロの施療に来た時、この案内を貰った。
画像が読みにくい人のために、
小沢基弘個展
「黄色いからす」Ⅲ
耳に残るは君の歌声
瞼に浮かぶ君の面影
You are dancingn now somewhere
2012年12月23日~28日
銀座 竹川画廊
その彼が、カイロの後、友人の個展が新宿ゴールデン街のある店であるので出向くという。
彼の友人であるSさんの話は漏れ聞いていた。
かねてから興味のあったSさん。
だって、辺見庸に狂っているという話を聞いていたもんで。
仕事終了後合流する。
その空間は、ゴールデン街のあるお店の2階。
そう、青線による売春行為がまかり通っていた頃の、まさしく、その現場。
そこに、Sさんの独特の幻想的な絵画の商品が、壁から天井まで、立錐の余地もなく展示されてる。
これは、それなりに壮観。
こんな風にして、新宿ゴールデン街が復活するといいな。
そのお店のママさんは、無愛想な大柄のオカマさんだったけど、、、。
カイロジジイのHPは
http://www6.ocn.ne.jp/~tokuch/
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