カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

無力腹筋腰痛な、アールやん

2008-10-01 17:52:29 | 本日の患者さん
アールやん、腹筋が無さ過ぎますよ。
アールやん、それに太りすぎですよ。

時には徳さん、失礼とは思っても、あえて憎まれ役を買って出る。

腰椎過前湾の人の為のカイロプラクティックの施療を終わったあとは、体操指導である。
アールやんの腹筋は人並み外れて弱いので、通常の腹筋運動だと、かえって筋を傷めてしまう恐れがある。
第一、現在の筋肉の能力を超えた腹筋運動を強制しても、アールやんは絶対に続かない。
超初心者向けの、人に優しい腹筋運動をしてもらう。

仰向けに寝て、両足をそろえ、足を伸ばしたまま10センチほど足を挙げ、そのままの体勢でゆっくり10まで数をかぞえ、足を落とす。これを数回繰り返す。

もう少し、レベルアップしようか、アールやん。
仰向けに寝て、両足をそろえ、今度は左右の両膝をつけたまま、顎のほうに引き付けて、膝がお尻の上に来た辺りで足を広げて、しばらくそのまま10ほど数えたら、ゆっくり足を下ろそう。、、、、、。もう一回、やって見よう。

アールやんの表情がだんだん引き締まってくる。
そして、アールやんの目付きが、徳さんを睨むようになったところで、今日の施療は終了。