タイプC「プエちゃん」(左:黒)とおうた♪たっぷり「エルさん」(右:緑)、全身洗濯フルメンテで入院しました。
おうた♪たっぷりの緑は、メロンかと思ったら「サラダグリーン」というカラーリングの様です。
さて、プリモメンテもだいぶ件数こなしてきたので、修理はいつも通りで楽勝でしたが、またもや目が…。ちょっと対策考えないといけませんね…。
まずタイプCのプエちゃんの方から。
事前確認(コネクタ外して、ぬいぐるみ側だけでスイッチ・センサの反応を調べる)で、右手はOK、左手・しっぽは×、おでこ・ほっぺはOKでした。
左手は断線でした。
片方は完全に切れ。もう片方は同じところで被覆が切れて、芯線だけでもってる状態でした。
しっぽは、途中で繋いだ補修跡がありました。断線はしていませんでしたが、スイッチ不良でした。
で、目ですが、まずBefore。(どの写真も伝わりにくいですが…)
表面のクリアコーティングはかなり傷んでます。右目の白丸は半分消えてます。「これは多分もたないなぁ」と、マスキングもなしで洗濯しましたが案の定。洗濯後:
今回も全部落として、クリアから吹き直します。吹き直し状況:
この後、このままで白丸のマスキングをして白を吹くんですが…だいぶ失敗しました…。短気で厚吹きしすぎてタレました…。マスキングも甘くて漏れました…。
カッターとかコンパウンドとかで何とかごまかして、最終:60点ぐらいかな…。
写真じゃ伝わりづらいですが、まあ、洗濯前よりはツヤが出てキレイになったと思います。まだまだ修行が足りません、研究と修練が必要です。
修理は簡単、いつも通り。顔の明るさセンサーは値が非常に良かった(明:50kΩ→暗:数百kΩ)ので、2つともそのまま使いました。スイッチ(3個)と配線は全部取り替え。
これで仕戻しして、綿を詰めて縫い戻しして、無事終了です。
次は「エルさん」の方に取り掛かります。「おうた♪たっぷり」は初めての来院です。ちょっと写真多めで記録します。
事前確認では、右手反応なし、左手はクリック感がなくなってましたが、なんとか作動。しっぽは一応OK、おでこ・ほっぺの明るさセンサーは良好でした。
ユニットは茶色で、ハートそだつよに似た「スライド式」のフタになってました。
スイッチ・センサーの数は同じなので、コネクタは12pですが、タイプCとは「なでなでセンサー(おでこ)」の配線の色が紫→白と色が変わってました。
使用配線は、他のタイプは塩ビ線でしたが、これはてろんてろんなシリコン被覆線っぽかったです。非常にしなやかでよさげですが、繰り返し曲げに対する耐久性はどうでしょう?(よさそうではありますが。)
各スイッチ・センサー類を、確認しながら外していきます。まずしっぽ。
ハートたっぷりで「改悪」されたスイッチの取付方法は、布袋入り→ベースを直接縫い付けに戻ってましたが…、ベースの固定の縫いで、同時に配線をくくりつけてありました。これは…補修をあまり考慮してない気が…。
しっぽは、結び目をほどいて配線を外してから結び直してみましたが、以降は配線を切ってくくりつけから外すことにしました。(仕戻しは、配線の固定はしませんでした。タイプCまでは配線の縫い付けはしてないので、問題ないと判断しました。)
続いて左手:
右手:
おでこ:
ほっぺ:
右耳(マイク):
外して並べるとこんな感じ。
ここでも、ハートたっぷりで「改悪」された基板が、タイプCよりもうちょっと良くなった感じで改善されてます。マイクは、タイプCより薄型が使用されてます。
「よしよし」と思ったのですが…、スイッチの足が裏で折り曲げてあって、ハンダ吸い取ってもタクトスイッチが外れない!
無理に起こすとパターンが破損する…。これは想像以上に取りにくい、最悪級!まあ、メーカーも下請けに作らせるときに「足を折り曲げるな」とも「折り曲げろ」とも指示は出さないかもしれないので、取り付けした人(個人or工場)のクセかなぁ…。
まあ気を取り直して全部取り替えました。今回も明るさセンサーは明:60kΩ→暗1~数MΩで問題ないので、そのまま使って配線だけ取り替えました。
という事で、この子も目が…。Beforeの写真は取らなかったのですが、タイプCの方ほどではなかったものの、クリアはだいぶ傷んでました。洗濯後:
う~ん、タイプCの方で失敗したので、あまりペンキ吹きをしたくない…。白丸はボチボチ無事だったので、コンパウンド(車のヘッドライト磨き用)で磨いたら、白くなったとこだけ取れました!
これで少なくとも、Before(入院時)よりもキレイになった様なので、今回はペンキ吹き直しはなしで行きます。
さて、初めての「おうた♪たっぷり」でしたが、スイッチ・センサーの位置や数は初代と全く同じで、特段違いのない修理でした。いつも通り、配線を全部復旧して仕戻しして、綿入れて縫い戻して終了~。
ウチのプリモッティも一緒に、いつもの退院記念撮影。
これで無事退院です!
おうた♪たっぷりの緑は、メロンかと思ったら「サラダグリーン」というカラーリングの様です。
さて、プリモメンテもだいぶ件数こなしてきたので、修理はいつも通りで楽勝でしたが、またもや目が…。ちょっと対策考えないといけませんね…。
まずタイプCのプエちゃんの方から。
事前確認(コネクタ外して、ぬいぐるみ側だけでスイッチ・センサの反応を調べる)で、右手はOK、左手・しっぽは×、おでこ・ほっぺはOKでした。
左手は断線でした。
片方は完全に切れ。もう片方は同じところで被覆が切れて、芯線だけでもってる状態でした。
しっぽは、途中で繋いだ補修跡がありました。断線はしていませんでしたが、スイッチ不良でした。
で、目ですが、まずBefore。(どの写真も伝わりにくいですが…)
表面のクリアコーティングはかなり傷んでます。右目の白丸は半分消えてます。「これは多分もたないなぁ」と、マスキングもなしで洗濯しましたが案の定。洗濯後:
今回も全部落として、クリアから吹き直します。吹き直し状況:
この後、このままで白丸のマスキングをして白を吹くんですが…だいぶ失敗しました…。短気で厚吹きしすぎてタレました…。マスキングも甘くて漏れました…。
カッターとかコンパウンドとかで何とかごまかして、最終:60点ぐらいかな…。
写真じゃ伝わりづらいですが、まあ、洗濯前よりはツヤが出てキレイになったと思います。まだまだ修行が足りません、研究と修練が必要です。
修理は簡単、いつも通り。顔の明るさセンサーは値が非常に良かった(明:50kΩ→暗:数百kΩ)ので、2つともそのまま使いました。スイッチ(3個)と配線は全部取り替え。
これで仕戻しして、綿を詰めて縫い戻しして、無事終了です。
次は「エルさん」の方に取り掛かります。「おうた♪たっぷり」は初めての来院です。ちょっと写真多めで記録します。
事前確認では、右手反応なし、左手はクリック感がなくなってましたが、なんとか作動。しっぽは一応OK、おでこ・ほっぺの明るさセンサーは良好でした。
ユニットは茶色で、ハートそだつよに似た「スライド式」のフタになってました。
スイッチ・センサーの数は同じなので、コネクタは12pですが、タイプCとは「なでなでセンサー(おでこ)」の配線の色が紫→白と色が変わってました。
使用配線は、他のタイプは塩ビ線でしたが、これはてろんてろんなシリコン被覆線っぽかったです。非常にしなやかでよさげですが、繰り返し曲げに対する耐久性はどうでしょう?(よさそうではありますが。)
各スイッチ・センサー類を、確認しながら外していきます。まずしっぽ。
ハートたっぷりで「改悪」されたスイッチの取付方法は、布袋入り→ベースを直接縫い付けに戻ってましたが…、ベースの固定の縫いで、同時に配線をくくりつけてありました。これは…補修をあまり考慮してない気が…。
しっぽは、結び目をほどいて配線を外してから結び直してみましたが、以降は配線を切ってくくりつけから外すことにしました。(仕戻しは、配線の固定はしませんでした。タイプCまでは配線の縫い付けはしてないので、問題ないと判断しました。)
続いて左手:
右手:
おでこ:
ほっぺ:
右耳(マイク):
外して並べるとこんな感じ。
ここでも、ハートたっぷりで「改悪」された基板が、タイプCよりもうちょっと良くなった感じで改善されてます。マイクは、タイプCより薄型が使用されてます。
「よしよし」と思ったのですが…、スイッチの足が裏で折り曲げてあって、ハンダ吸い取ってもタクトスイッチが外れない!
無理に起こすとパターンが破損する…。これは想像以上に取りにくい、最悪級!まあ、メーカーも下請けに作らせるときに「足を折り曲げるな」とも「折り曲げろ」とも指示は出さないかもしれないので、取り付けした人(個人or工場)のクセかなぁ…。
まあ気を取り直して全部取り替えました。今回も明るさセンサーは明:60kΩ→暗1~数MΩで問題ないので、そのまま使って配線だけ取り替えました。
という事で、この子も目が…。Beforeの写真は取らなかったのですが、タイプCの方ほどではなかったものの、クリアはだいぶ傷んでました。洗濯後:
う~ん、タイプCの方で失敗したので、あまりペンキ吹きをしたくない…。白丸はボチボチ無事だったので、コンパウンド(車のヘッドライト磨き用)で磨いたら、白くなったとこだけ取れました!
これで少なくとも、Before(入院時)よりもキレイになった様なので、今回はペンキ吹き直しはなしで行きます。
さて、初めての「おうた♪たっぷり」でしたが、スイッチ・センサーの位置や数は初代と全く同じで、特段違いのない修理でした。いつも通り、配線を全部復旧して仕戻しして、綿入れて縫い戻して終了~。
ウチのプリモッティも一緒に、いつもの退院記念撮影。
これで無事退院です!
サイトのトップページで進捗状況を随時更新して頂き、安心して退院を待つことができました。
良心的なお値段にも関わらず、丁寧なお仕事ぶりに感動です!
またトラブルあれば、是非ウチにご依頼下さい!
「修理だけならお近くのおもちゃ病院に相談してみては?」といのが定番の返事だったのですが、「近くに無い(知らない)」とか「ちゃんとやってくれるか不安」といった人の為に、「プリモメンテ」というサイトを作りました。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~primomente/
こちらのサイトを見て、メールで連絡下さい!