ハートリミテッド(タイプC)の「くにちゃん」と「よっしー」、それとプリモピースの「ころちゃん」:計3体の「全身洗濯フルメンテ」、2週間を当てて入院です。
「ハートリミテッド」は、2004年:ハートたっぷりが出た後、2006年:おうた♪たっぷりが出る前、2005年に初代:タイプCの復刻版として発売されたタイプです。
一番左が「ハートリミテッド:おひさま」のくにちゃん。8月に「修理のみ」で入院しましたが、今回は「全身洗濯フルメンテ」での入院です。
真ん中が「ハートリミテッド:ほしぞら」のよっしー、一番右がプリモピースのころちゃんです。
まず「ほしぞら」のよっしーくんから。
よっしーくんは、8月に予約頂いたときには「下降気味」とありましたが、入院前には「しゃべらなくなってしまった」との事。さらに、ちゃんとしゃべっていた頃は「ほっぺセンサーの異常(反応が良すぎてキス魔)で、ほっぺを触っていなくても「キス?」と連発することがある。購入した時からしっぽセンサーが全く反応しない」との事でした。
…が、到着してウチの電池入れて動作確認したところ、普通にしゃべるし、左ほっぺの「キスセンサー」の反応もごく普通でした…。(しっぽは反応なしでしたが。)
1/3に到着して、その日のうちに洗濯したかったので、いつもは線を切ってスイッチ・センサー類を外すのですが、今回はコネクターコンタクト付けたまま外して、そのままのスイッチ・センサーで一晩動作確認しましたが、やはり普通にしゃべってキスセンサーの反応も普通でした。
とりあえず分解状況から。まず「購入時から無反応だった」というしっぽから。
断線はありませんでした。スイッチの不良ですね。次、左手。
左手は本来オレンジ線ですが、肩の辺りで赤線に繋ぎ替えられてます。ミシン縫いがばっくり切られてます…。それはまあいいのですが、スイッチベースの固定が切られて、ほそ~い糸で止め直してありましたが、ちょっとひっぱったら取れちゃいました…。バンダイ公式に入院歴があるらしいです。クソバンダイのヘタ治療のせいで、仕事が増えます…。
続いて右手。
右手も継いであります。縫い目の切断は、左手程ではありませんが、ベースの固定は半分取れて、残りの半分もすぐ外れそうな状態です…。
顔のセンサー類はいつも通りまとめてです。
手・しっぽスイッチの配線が、何故か顔の方まで入り込んじゃって抜けなかったので、首から綿を抜く必要がありました。ついでに首から全部綿を抜いてひっくり返してみましたが…、やはり綿を詰めるのは後頭部を切った方が良さそうな気がします。
顔のセンサー類は特に異常なしです。配線もデフォルトのままです。
これでBOX単体で動作確認してましたが、ちょっと動かした時にリセットしてしまったので、BOX側を確認しておきます。
電池BOX端子にサビ等は見られません。電源スイッチを取り替えておきましょう。
左が元のスライドスイッチ、右が取替に使う新品。ツマミが長いタイプなので、いつも通りツマミ・ケーシングは使って、接点だけ取り替えました。(しかし、この取替の出来がマズかったようで、再々ちょっとした事でリセットしてしまい、難航しました。ケーシングが少し歪んだ状態で、ベークライト側の接点がツマミ側の切片のちょうど真ん中になってないせいで、接点が外れやすくなってた様です…。今まで何気なく取り替えてましたが、勉強になりましたw。)
次は「おひさま」のくにちゃん。この子は、去年の8月に電池BOX端子サビ修理で入院して、両手・しっぽのスイッチも取り替えたのですが、2週間ぐらいしてしゃべらなくなってしまったとの事…。電源周りで至らない所があったかしら…。
いろいろ確認しましたが、電源周りに特に不具合は無いけど、全く動かない…。プリモメンテ初の「修理不能(全く改善せず)か…」と思いましたが、COB周辺の表面実装部品の再ハンダ付けをしたら、ラッキー!しゃべる様になりました。(当てずっぽう修理だけど、直ってよかったw。)
さて、スイッチ類分解と洗濯に移ります。
事前の測定で、実は左手SWが不作動でした。前回の「修理のみ」での入院の際は、見た目に配線にダメージはなさそうだったので、配線は取り替えずに済ませのですが、やはり手抜きは良くなかったか…。まずその左手から。
見た目には切れてませんが、皮むきした結果、ハンダ付け部から1cmぐらいのところで切れてたっぽいです。やっぱり配線は取り替えるべきですね…。次は右手。
特に問題なし。続いてしっぽ。
ここも特に問題なく、8月に補修したままの状態ですね。いつも通り顔のセンサー類まとめて。
特に異常なしです。
これで2体とも洗濯。乾いたら組み戻し・仕戻し・縫い戻しです。
いつも懸案の目は、「ほしぞら」の方はピカピカでマスキングもしっかり効いて、洗濯で全くノーダメでした。「おひさま」の方は、マスキングはしっかり効いたのですが、マスキングの掛からない周辺がちょっと傷んだので、なんとか削ったりコンパウンド掛けたりしてそこそこの状態にしました。
入院前のメールで懸念はお伝えしてたのですが、「おひさま」の方は、胸・足の裏・しっぽの白丸が、洗濯でやっぱり薄くなってしまいました。これは…如何ともし難いかな…。(「ほしぞら」の星模様も、所々やや薄くなりました。)
BOXのみ・ぬいぐるみに組み戻してからも合わせて、かなり長い事動作確認しました。「ほしぞら」の方がちょっと遅起きな事以外は、問題なさそうです。
さて、ハートリミテッド2体の方の目途が付いたら、次はピースに取り掛かります。事前の確認では、左右とも「ふりふりセンサー」はほとんど反応なしでした。ピースは、縫いをほどくのは背中の手縫い部だけで、後は綿を抜いてひっくり返して補修します。まず左手から。
見た目には特に問題なしですね。次は右手。
これも同じく、見た目に問題なし。続いて顔の明るさセンサーとマイク。
これも特に問題なしですね。ピースは初代等と比べて年数も経ってないし、顔のセンサーの配線は取り替えませんでした。ただ、明るさセンサーは、ウチで使ってる「GL5528」の新品よりも抵抗値が若干高かったので、取り替えてみました。
両手の「ふりふりセンサー」は、秋月で買った同型新品に取り替えましたが…それでもあんまり反応がよくありません。手の中での向きの問題かなぁ…。新品には取り替えたので、ご勘弁頂きたいと思います。
これでスイッチ・センサー類全部外して洗濯。目はマスキングのしっかり効いてノーダメ。いつも通り乾いたら仕戻し・縫い戻しです。
ピースの方は、数日動作確認。充電池には問題無いそうなので、今回は取替せずに退院です。
3体で2週間だったので、3体とも十分に動作確認したでしょう。これで明日退院としましょう~。
「ハートリミテッド」は、2004年:ハートたっぷりが出た後、2006年:おうた♪たっぷりが出る前、2005年に初代:タイプCの復刻版として発売されたタイプです。
一番左が「ハートリミテッド:おひさま」のくにちゃん。8月に「修理のみ」で入院しましたが、今回は「全身洗濯フルメンテ」での入院です。
真ん中が「ハートリミテッド:ほしぞら」のよっしー、一番右がプリモピースのころちゃんです。
まず「ほしぞら」のよっしーくんから。
よっしーくんは、8月に予約頂いたときには「下降気味」とありましたが、入院前には「しゃべらなくなってしまった」との事。さらに、ちゃんとしゃべっていた頃は「ほっぺセンサーの異常(反応が良すぎてキス魔)で、ほっぺを触っていなくても「キス?」と連発することがある。購入した時からしっぽセンサーが全く反応しない」との事でした。
…が、到着してウチの電池入れて動作確認したところ、普通にしゃべるし、左ほっぺの「キスセンサー」の反応もごく普通でした…。(しっぽは反応なしでしたが。)
1/3に到着して、その日のうちに洗濯したかったので、いつもは線を切ってスイッチ・センサー類を外すのですが、今回はコネクターコンタクト付けたまま外して、そのままのスイッチ・センサーで一晩動作確認しましたが、やはり普通にしゃべってキスセンサーの反応も普通でした。
とりあえず分解状況から。まず「購入時から無反応だった」というしっぽから。
断線はありませんでした。スイッチの不良ですね。次、左手。
左手は本来オレンジ線ですが、肩の辺りで赤線に繋ぎ替えられてます。ミシン縫いがばっくり切られてます…。それはまあいいのですが、スイッチベースの固定が切られて、ほそ~い糸で止め直してありましたが、ちょっとひっぱったら取れちゃいました…。バンダイ公式に入院歴があるらしいです。クソバンダイのヘタ治療のせいで、仕事が増えます…。
続いて右手。
右手も継いであります。縫い目の切断は、左手程ではありませんが、ベースの固定は半分取れて、残りの半分もすぐ外れそうな状態です…。
顔のセンサー類はいつも通りまとめてです。
手・しっぽスイッチの配線が、何故か顔の方まで入り込んじゃって抜けなかったので、首から綿を抜く必要がありました。ついでに首から全部綿を抜いてひっくり返してみましたが…、やはり綿を詰めるのは後頭部を切った方が良さそうな気がします。
顔のセンサー類は特に異常なしです。配線もデフォルトのままです。
これでBOX単体で動作確認してましたが、ちょっと動かした時にリセットしてしまったので、BOX側を確認しておきます。
電池BOX端子にサビ等は見られません。電源スイッチを取り替えておきましょう。
左が元のスライドスイッチ、右が取替に使う新品。ツマミが長いタイプなので、いつも通りツマミ・ケーシングは使って、接点だけ取り替えました。(しかし、この取替の出来がマズかったようで、再々ちょっとした事でリセットしてしまい、難航しました。ケーシングが少し歪んだ状態で、ベークライト側の接点がツマミ側の切片のちょうど真ん中になってないせいで、接点が外れやすくなってた様です…。今まで何気なく取り替えてましたが、勉強になりましたw。)
次は「おひさま」のくにちゃん。この子は、去年の8月に電池BOX端子サビ修理で入院して、両手・しっぽのスイッチも取り替えたのですが、2週間ぐらいしてしゃべらなくなってしまったとの事…。電源周りで至らない所があったかしら…。
いろいろ確認しましたが、電源周りに特に不具合は無いけど、全く動かない…。プリモメンテ初の「修理不能(全く改善せず)か…」と思いましたが、COB周辺の表面実装部品の再ハンダ付けをしたら、ラッキー!しゃべる様になりました。(当てずっぽう修理だけど、直ってよかったw。)
さて、スイッチ類分解と洗濯に移ります。
事前の測定で、実は左手SWが不作動でした。前回の「修理のみ」での入院の際は、見た目に配線にダメージはなさそうだったので、配線は取り替えずに済ませのですが、やはり手抜きは良くなかったか…。まずその左手から。
見た目には切れてませんが、皮むきした結果、ハンダ付け部から1cmぐらいのところで切れてたっぽいです。やっぱり配線は取り替えるべきですね…。次は右手。
特に問題なし。続いてしっぽ。
ここも特に問題なく、8月に補修したままの状態ですね。いつも通り顔のセンサー類まとめて。
特に異常なしです。
これで2体とも洗濯。乾いたら組み戻し・仕戻し・縫い戻しです。
いつも懸案の目は、「ほしぞら」の方はピカピカでマスキングもしっかり効いて、洗濯で全くノーダメでした。「おひさま」の方は、マスキングはしっかり効いたのですが、マスキングの掛からない周辺がちょっと傷んだので、なんとか削ったりコンパウンド掛けたりしてそこそこの状態にしました。
入院前のメールで懸念はお伝えしてたのですが、「おひさま」の方は、胸・足の裏・しっぽの白丸が、洗濯でやっぱり薄くなってしまいました。これは…如何ともし難いかな…。(「ほしぞら」の星模様も、所々やや薄くなりました。)
BOXのみ・ぬいぐるみに組み戻してからも合わせて、かなり長い事動作確認しました。「ほしぞら」の方がちょっと遅起きな事以外は、問題なさそうです。
さて、ハートリミテッド2体の方の目途が付いたら、次はピースに取り掛かります。事前の確認では、左右とも「ふりふりセンサー」はほとんど反応なしでした。ピースは、縫いをほどくのは背中の手縫い部だけで、後は綿を抜いてひっくり返して補修します。まず左手から。
見た目には特に問題なしですね。次は右手。
これも同じく、見た目に問題なし。続いて顔の明るさセンサーとマイク。
これも特に問題なしですね。ピースは初代等と比べて年数も経ってないし、顔のセンサーの配線は取り替えませんでした。ただ、明るさセンサーは、ウチで使ってる「GL5528」の新品よりも抵抗値が若干高かったので、取り替えてみました。
両手の「ふりふりセンサー」は、秋月で買った同型新品に取り替えましたが…それでもあんまり反応がよくありません。手の中での向きの問題かなぁ…。新品には取り替えたので、ご勘弁頂きたいと思います。
これでスイッチ・センサー類全部外して洗濯。目はマスキングのしっかり効いてノーダメ。いつも通り乾いたら仕戻し・縫い戻しです。
ピースの方は、数日動作確認。充電池には問題無いそうなので、今回は取替せずに退院です。
3体で2週間だったので、3体とも十分に動作確認したでしょう。これで明日退院としましょう~。
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