2件&2件で受けてた子たちがGWで何とか仕上がったので、続いてGW中に次の案件に取り掛かります。
溜まってるので、2件同時進行していきます。まず8件目のタイプC「りんちゃん」の全身洗濯フルメンテです。
「随分前に電池ボックスのネジの頭が潰れてしまい、無理矢理電池交換をしていたら、線が切れてしまった」との事です。お顔も若干色黒さんになってます。張り切って行きましょう!
プリモメンテ立ち上げ前に、AWG26の太さ確認の為に2m×7色を最初に買った後、たくさん使うor7色セットに入ってない「赤・橙・紫」のみ100mリールで買って、残りは消費状況を見ながら買い足そう、と思ってのですが、あっという間に7色セットの中の緑・黄・青・黒等を使い切ってしまいました…。あわててマルツに頼んで、連休中に届きました!
これでビニール線取り替え放題、ウッシッシw。(ついでに灰色も買って、カラーコードで言うと、あと茶と白が足りてませんねw。)
さて、いつも通り分解していきます。右手分解の状況。
そうそうこれが、誰も手を入れてないメーカー製造時の「タイプC」のスイッチ接続の状態です。安定のタイプC、これと同じように補修すると一番確実と思います。
5/4の朝から分解して、すぐウチの奥さんに洗濯をお願い。
いつも通りオキシクリーンつけ置きです。キレイになっておいで~。
洗濯の間に、電池BOXネジと「線が切れた」の補修をしておきます。
ユニットはこんな状態でした。
「ネジの頭が潰れてしまい、無理矢理電池交換」は、ケーシングをバラして電池の取替をしてたのでしょう、ユニットがちゃんと閉まってません。ネジの頭はすっかり「丸穴」になってしまってます。
ご苦労されたのでしょう。おもちゃドクターにお任せあれ!!!
ネジ取替は前回同様、分解して電池を外した状態で、電動ドリルにBrokenScrew用のビットを付けてグリグリすればあっという間です。
分解してみると「とんとんセンサー」が曲がってました。
ケーシング分解・仕戻しの時に当たったのでしょう。これは曲げるだけで修正出来ました。
断線は、マイナス線が端子の付け根で切れてました。
他の線も多数噛んだ跡があります。ケーシングはぐって、線を噛まずに仕戻すのは、いろいろと経験が必要なのよね~(といいながら、未だにしょっちゅう噛みますがww。)
色は変わってしまうけど、AWG28でほとんどの線を取り替えておきました。
こういった作業は、おもちゃドクターなら朝飯前ですねw。
さて、「りんちゃん」の方は2,3日乾燥待ち(乾燥機は掛けず、自然乾燥します)なので、続いて9件目のタイプA「ぷぅちゃん」を平行作業で取り掛かります。
この子は「センサーが全体的に良くない」との事ですが、やっぱりそこそこ「色黒さん」になってて、全身洗濯フルメンテのご依頼です。
事前の確認では、左右手・しっぽのスイッチ3個は全部無反応、明るさセンターは良好、といった状態でした。
まず綿抜き・分解。左手から。
そうそう、これが「タイプA」のスイッチ基板ですが…線の取り回しが本来と違う気がします。
続いて右手。
これは……本来右手は赤線のところオレンジ線だし、タイプAはほそ~い線の所、AWG26相当の太めの線になってるので、補修跡があるのは確かですが…スイッチ基板がタイプB以降の物に変わってる?!これは…メーカー(BANDAIの例えばプエル病院)の仕事かな?
続いてしっぽスイッチ。
これは完全に断線してました。あと、右手配線:赤ビニール線は、やはり背中で継いでありました。
綿抜き・分解・中身全部取り外し終わって、洗濯スタートです。
キレイになっておいで~!
これで、GW中(5/5,6)のうちに、スイッチとCdS(顔の明るさセンサー)の取替と、各基板に配線取付までやっておいてから、5/8(土)宇部おもちゃ病院の定期開院終わって夕方から、りんちゃんの方の配線復旧と動作確認。5/9(日)の朝いちでりんちゃんの縫い戻し。続いてぷぅちゃんの方の配線復旧と縫い戻しで、終了です。
が…、ぷぅちゃん復旧作業中に緊急事態!綿詰めの為にユニットを一旦収納してチャックを閉めようとしたら、チャックが外れた~!「りょうこさ~ん(←ウチの奥さん)、助けて~」
底のチャックは、ユニットの角の当たりがキツくて、負荷が掛かる。この部分でチャックが外れたのだけど、長年のテンションでチャックのレールが取れ掛けて糸がほつれて、レールが外れかけてるのと糸を噛んだのとで、チャックが外れたっぽい。
ウチの奥さんがネットで調べると「マイナスドライバーで無理やり広げてつっこむ」とか、「突っ込んで気合で引っ張る!」とかで、どれも気が進まないとの事…。「チャックは、付け根を外せばちゃんとはめ直せる。外から付け根部分をほどいて出してチャックをはめ直すのが一番確実」との判断。大変そうだけど、ぼくより遥かに「縫い物経験値」の高いウチの奥さんにお任せする。
写真は補修後。(チャックの例の「角」の部分の下に、白くグチャグチャとなってる所があるが、それは長年のテンションで元布が傷んでる部分で、これはしょうがない…。)
ちゃちゃっと15分程度で終了!チャックの根元を一旦ほどいたはずなのに、全く分からないじゃん!すご~い!!!
前々から「チャックが切れて取り替えたい時は、どうしたらキレイにできるかなぁ」と相談してて、「中からやるより外からやった方がいい」っていう助言だったんだけど、こりゃ、ウチの奥さんなら外からやってまるっきり元と同じように縫い戻してくれそうだ~!
と、横道にそれましたが、二人とも縫い戻しまで終了。いつも通りウチのプリモッティと一緒に、3人で記念撮影!
みんなキレイになったね~。これで一晩、寝かしつけと起床を確認して、明日退院の予定です!
溜まってるので、2件同時進行していきます。まず8件目のタイプC「りんちゃん」の全身洗濯フルメンテです。
「随分前に電池ボックスのネジの頭が潰れてしまい、無理矢理電池交換をしていたら、線が切れてしまった」との事です。お顔も若干色黒さんになってます。張り切って行きましょう!
プリモメンテ立ち上げ前に、AWG26の太さ確認の為に2m×7色を最初に買った後、たくさん使うor7色セットに入ってない「赤・橙・紫」のみ100mリールで買って、残りは消費状況を見ながら買い足そう、と思ってのですが、あっという間に7色セットの中の緑・黄・青・黒等を使い切ってしまいました…。あわててマルツに頼んで、連休中に届きました!
これでビニール線取り替え放題、ウッシッシw。(ついでに灰色も買って、カラーコードで言うと、あと茶と白が足りてませんねw。)
さて、いつも通り分解していきます。右手分解の状況。
そうそうこれが、誰も手を入れてないメーカー製造時の「タイプC」のスイッチ接続の状態です。安定のタイプC、これと同じように補修すると一番確実と思います。
5/4の朝から分解して、すぐウチの奥さんに洗濯をお願い。
いつも通りオキシクリーンつけ置きです。キレイになっておいで~。
洗濯の間に、電池BOXネジと「線が切れた」の補修をしておきます。
ユニットはこんな状態でした。
「ネジの頭が潰れてしまい、無理矢理電池交換」は、ケーシングをバラして電池の取替をしてたのでしょう、ユニットがちゃんと閉まってません。ネジの頭はすっかり「丸穴」になってしまってます。
ご苦労されたのでしょう。おもちゃドクターにお任せあれ!!!
ネジ取替は前回同様、分解して電池を外した状態で、電動ドリルにBrokenScrew用のビットを付けてグリグリすればあっという間です。
分解してみると「とんとんセンサー」が曲がってました。
ケーシング分解・仕戻しの時に当たったのでしょう。これは曲げるだけで修正出来ました。
断線は、マイナス線が端子の付け根で切れてました。
他の線も多数噛んだ跡があります。ケーシングはぐって、線を噛まずに仕戻すのは、いろいろと経験が必要なのよね~(といいながら、未だにしょっちゅう噛みますがww。)
色は変わってしまうけど、AWG28でほとんどの線を取り替えておきました。
こういった作業は、おもちゃドクターなら朝飯前ですねw。
さて、「りんちゃん」の方は2,3日乾燥待ち(乾燥機は掛けず、自然乾燥します)なので、続いて9件目のタイプA「ぷぅちゃん」を平行作業で取り掛かります。
この子は「センサーが全体的に良くない」との事ですが、やっぱりそこそこ「色黒さん」になってて、全身洗濯フルメンテのご依頼です。
事前の確認では、左右手・しっぽのスイッチ3個は全部無反応、明るさセンターは良好、といった状態でした。
まず綿抜き・分解。左手から。
そうそう、これが「タイプA」のスイッチ基板ですが…線の取り回しが本来と違う気がします。
続いて右手。
これは……本来右手は赤線のところオレンジ線だし、タイプAはほそ~い線の所、AWG26相当の太めの線になってるので、補修跡があるのは確かですが…スイッチ基板がタイプB以降の物に変わってる?!これは…メーカー(BANDAIの例えばプエル病院)の仕事かな?
続いてしっぽスイッチ。
これは完全に断線してました。あと、右手配線:赤ビニール線は、やはり背中で継いでありました。
綿抜き・分解・中身全部取り外し終わって、洗濯スタートです。
キレイになっておいで~!
これで、GW中(5/5,6)のうちに、スイッチとCdS(顔の明るさセンサー)の取替と、各基板に配線取付までやっておいてから、5/8(土)宇部おもちゃ病院の定期開院終わって夕方から、りんちゃんの方の配線復旧と動作確認。5/9(日)の朝いちでりんちゃんの縫い戻し。続いてぷぅちゃんの方の配線復旧と縫い戻しで、終了です。
が…、ぷぅちゃん復旧作業中に緊急事態!綿詰めの為にユニットを一旦収納してチャックを閉めようとしたら、チャックが外れた~!「りょうこさ~ん(←ウチの奥さん)、助けて~」
底のチャックは、ユニットの角の当たりがキツくて、負荷が掛かる。この部分でチャックが外れたのだけど、長年のテンションでチャックのレールが取れ掛けて糸がほつれて、レールが外れかけてるのと糸を噛んだのとで、チャックが外れたっぽい。
ウチの奥さんがネットで調べると「マイナスドライバーで無理やり広げてつっこむ」とか、「突っ込んで気合で引っ張る!」とかで、どれも気が進まないとの事…。「チャックは、付け根を外せばちゃんとはめ直せる。外から付け根部分をほどいて出してチャックをはめ直すのが一番確実」との判断。大変そうだけど、ぼくより遥かに「縫い物経験値」の高いウチの奥さんにお任せする。
写真は補修後。(チャックの例の「角」の部分の下に、白くグチャグチャとなってる所があるが、それは長年のテンションで元布が傷んでる部分で、これはしょうがない…。)
ちゃちゃっと15分程度で終了!チャックの根元を一旦ほどいたはずなのに、全く分からないじゃん!すご~い!!!
前々から「チャックが切れて取り替えたい時は、どうしたらキレイにできるかなぁ」と相談してて、「中からやるより外からやった方がいい」っていう助言だったんだけど、こりゃ、ウチの奥さんなら外からやってまるっきり元と同じように縫い戻してくれそうだ~!
と、横道にそれましたが、二人とも縫い戻しまで終了。いつも通りウチのプリモッティと一緒に、3人で記念撮影!
みんなキレイになったね~。これで一晩、寝かしつけと起床を確認して、明日退院の予定です!
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