koheiのおもちゃ修理記録

宇部おもちゃ病院 毎月第2土曜日 13:00~16:00
宇部新天町の西の端、市民活動センターで開院してます。

11/26 プリモメンテ274件目:おうたたっぷり

2022-11-26 | プリモプエル
おうたたっぷり「プリモちゃん」の全身洗濯フルメンテでの入院です。

この子は「2022/4/24 プリモメンテ189件目」で左手修理のみで入院した子ですが、退院してすぐに洗濯の予約を貰いました。その時もかなりの色黒さんでしたが、手垢メインの汚れに見え、これならオキシクリーンでキレイに落ちると思います。いつも通りいきましょう~。

まず…何故かおうたたっぷりだけで見られる、BOXが横向きじゃなくて縦向きに突っ込んである。

まあどう突っ込むかは機能には関係ないので個人の自由ですが、この入れ方だと胴厚で不格好になってしまいます…。ウチの修理後は、とりあえず元の通り(製造時)の横向きに入れて戻します。
事前の測定では、前回修理した左手含め、両手・しっぽ共〇、おでこ・ほっぺの明るさセンサーはどちらも明時20kΩ台で良好、マイクもOKっぽい。いつも通り左手から分解。

この「改悪基板」の「後期:おうたたっぷり」ですが、基板の設計が悪いのは仕方がない、ただ取付でなるべく断線しにくいように、元々想定された配線ハンダ付け用のランドに配線せず、いい所にハンダ付けしてホットボンドで安定に固定するように工夫してます。まあ半年ちょいですが、ホットボンドも取れてしまわずに、しっかり固定されてる様です。よかったw。次、右手。

右手はデフォルトのままです。固定の悪い方の配線付け根が切れやすい「改悪基板」ですが、特に切れそうにはなってませんでした。続いてしっぽ。

しっぽは写真では分かりませんが、改悪基板のせいで固定の悪い方の線が芯線1本でギリ繋がってる様な状態で、切れる寸前でした。また、しっぽ出口部で被覆が切れて、こちらも切れる一歩手前ぐらいの状態でした。
頭部のセンサー類は、いつもは後頭部のミシン縫いを切って綿を抜くのですが、今回の「後期おうたたっぷり」は首が少し太いようだったので、ミシン縫いを切らずに首から綿を抜いてひっくり返して補修してみました。

改悪基板のままで、特に異常はありません。
これでスイッチ・センサー類全部外して洗濯。乾燥待ち中にスイッチ・配線取り替えて、週末に仕戻しです。配線は、両手・しっぽは紫外線による硬化が見られたので念のため取替、頭部のセンサー類の配線はそのままとしました。

修理・仕戻しに特記は無し。洗濯は、ウチの奥さんは「黒ずみが少し残ったかなぁ…」と言ってましたが、乾いたらすっかり新品同様にキレイになりました。いつも通りウチのプリモッティと記念撮影。

頬紅は塗り足してあるでしょうか。元々しっかり残ってて、洗濯でもさほど薄くならなかった様なので、特に塗り足しせず。これで明日まで動作確認して退院としましょう。
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