俺は割とTotal warシリーズが好き。
壮大な歴史ストラテジーで、戦略パート、戦術パートに分かれているのが特徴であり、
ターン制の戦略パートでは信長の野望やCivilizationのように
都市を開発したり軍隊を編成したり外交したりで国家運営に励み、
いざ開戦し敵軍との戦闘になれば戦術パートに移りRTSでの戦いとなる。
RTSパートの戦いは緻密であり、隊形や地形や天候など様々な要素が戦いに影響を及ぼし、
また指揮するプレイヤーのスキル次第では少数兵力でも多勢に打ち勝てるのも大きな自由度だ。
雰囲気も抜群に良い。
そんなTotal warシリーズは、今まで古代ローマや中世欧州、
戦国時代やナポレオン戦争など、あらゆる歴史的な局面を舞台にしてきたけども、
次回作は少し異色となる。
次回作の舞台は・・・
『Total War: WARHAMMER』
Warhammerは海外で有名なファンタジーシリーズで、この分野では代表的な存在であるらしい。(俺もよく知らない)
Wikipedia を覗いてみると指輪物語などで見られるような代表的なファンタジー種族はいて、
汚物や腐臭など本当の意味での中世欧州をモデルにしたダークファンタジーであるとのこと。
各勢力も史実の中世国家をモデルにしているようだ。
当初俺はこの舵取りには好意的じゃなかった。
やっぱり歴史が好きだし、最近のFPSでもありがちなのだけど、
ずっと現実世界を舞台にしてきたシリーズなのに
いきなり架空世界にハンドルを切るのが意味わからない。
その世界観が好きでずっとやってきたファンを切り捨てる行為だと考えていた。
特に歴史物なんて、その世界背景に対する思い入れが大きなモチベーションとなるのに。
しかしまぁ、現実にTotal warの次回作はWarhammerになってしまったので嘆いても仕方ない。
それを受け入れて、少し調べてみて、動画も見たりして、世界背景も調べてみたら・・・。
あれ、なにげにけっこう面白そうじゃない!?
上の動画の戦闘シーンを見て気づいたのだけど、
そういえばTotal warの現実感ある戦闘は、当然歴史がベースなので人対人がメインだった。
騎馬兵やラクダ兵、軍用象や軍用犬が出たりはしたけどもね。
ところが上の動画はどうだ!
人間兵士の他にも、人間よりも断然素早く疾走するクリーチャーに、人間の4倍はあろうかという巨人、
カタパルトで打ち出される翼が生えたゴブリン、範囲魔法で一気に場をなぎ払うやつとかもいるじゃないか。
人間をなぎ倒しながら降りてくる翼竜みたいなのもいるし、召喚魔法すら繰り出される始末。
戦いの迫力はそのままに、バリエーションが今までと段違いだ。
ファンタジーだからこその好き放題という感じ。
リアル志向のTotal warでこれは超おもしろそう!
さらにTotal warシリーズということは、当然戦略パートもあるわけで。
上のWikipediaに載ってるうちのいくつの勢力が登場するのかわからないが、
ファンタジー世界での国政も面白そうである。
カオスな奴らに対抗するために人間とエルフが同盟組んだり、裏切ったりするのかな。
おそらくクリーチャー相手に人間は知恵や兵器や統率力で戦うことになるのだろうけど、
上の動画を見る限り、戦場ではかなり絶望的な戦力差に思える。
でも対抗手段もあるのだろうし、こういった世界での戦略というのは、
想像を膨らませたら面白そうである。
逆に怪物側でプレイして人間国家を蹂躙もしたいし、マルチも面白そう。
ということで、Total warの次回作は中世を期待していたところに、
歴史物でなくなったのは残念だけど、情報を集めたら非常に楽しみになってきたのである。
発売は2016年4月28日予定と少し先だけど、レポの書き甲斐がありそう!