王が不在ならボクシング

2013-01-16 21:35:57 | その他歴史系



俺が最近ハマっている、中世版FPSであるChivalry: Medieval Warfareが予定通りなら今月中に大規模なアップデートが行われる。
しかしどうでもいいけど最近はこのChivalryかSkyrimをよくプレイしているので、
完全に剣と弓の世界観ばかりの戦闘しかしておらず、むしろこっちが板についてきた。
たまには戦車とか榴弾砲とか爆撃とか懐かしくなるけど。

話がそれたけど、Chivalryのアップデート内容は公式フォーラムの以下。
→ Content Update 1 Beta 1 is live


おおまかに言って、新武器の追加、新ルールと新MAPの実装、
既存武器の調整、そして逆振りコマンドの追加である。

逆振りコマンドというのは、例えばChivalryは通常武器だと横斬りと斬り下ろしと突きの3種類の攻撃パターンがあるが、
横斬りだと右から左に振るという向きに固定されている。(スピアーなど武器によっては左から右のものもある)
これを左から右にと逆方向から振ったりとかを実装するコマンドのようだ。
確かに防御のタイミングとか、敵との位置関係によっては左右どっちから斬るかがポイントとなる時もあるので、
これはかなり面白そうだし、また新たな技の工夫ができそうだ。

武器の調整ではかなりの数の武器に調整が入るが、ハルバードは弱体化されるらしい。
まあ強かったしね。
これでもっと多様な武器の選択肢が生まれるかも。
前はスピアーが多かった気がするが、日本サーバーでは最近モールが流行ってる気がする。
あれクセがあって使いづらそうなイメージあるけど、意外と愛用者がいるようだ。
見た目が目立つからよく視認しやすいだけかな。

他の新武器や新MAPの実装もとても楽しみである。




今日あった珍事は、普段は誰かプレイヤーが自動で王様になってそれを守ったり殺したりするMAPで、
なんと誰も王様にならないという出来事があった。
つまり攻撃側は王様を殺すという勝利条件が達成できず、
防御側は何も考えず好き勝手に暴れてても勝利が約束された状態。
「アガサは民主主義に目覚めたのだ」とか言ってる人もいるが真実はわからない。

非常にシュールな絵で、みんな城内でてきとーに目的もなく殺し合ってたが、
そのうちに1人の弓兵が俺に素手で殴りかかって来た。
これに対応して2人で格闘戦に興じ、敵のラッシュをガードしつつ前蹴りで距離をとり、
ダッキングしてパンチを避けざま懐に入り、ボディに入れてアッパーを食らわすコンボでKO。

そしてふざけて「みんなもボクシングやろうぜ!!」とかチャットで言ってみたら




城内の連中全員が武器を捨て去る奇跡が起きた。
このときアガサもメイソンも国が違えど気持ちがひとつに。
全員が素手となり、killログも素手のものばかりが流れた。
殴りあってる中に剣で突入するやつがいると、KY野郎とばかりに全員がそいつに素手で襲いかかるシーンも。

本来いるべき王様が不在で戦闘目的を失ってたといえど、
Chivalryのプレイヤーは無駄にノリが良い。
アクションとラジオの豊富さで良い意味でバカゲーになるところは、
なんかかつてのBF1942を思い出すなあ。