ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 訃報・・・ 』

2016-05-01 09:27:31 | 日記

               


2日続きで山菜取りに出掛けた!
初日は「タラの芽」、昨日は「コゴミ」。
新聞報道等で今年の春山は10日~2週間近く陽気が進んでいるという記事を目にしていた。よって不安は募る!!!

「タラの芽」は近くの渓谷で毎年出掛けているお決まりの場所。
此処には誰かお他人さまが入っていた経緯があるので余り期待は持てなかった。
案の定、先客が居て林に入る入口から芽掻きが勃々と!!!  そして何より巨大化した「タラの芽」の木が沢山枯れていた!!!
「タラ」の木は2~3回春先芽掻きすると木が枯れてしまうという弱点を持っている。 多くのお他人さまが個々に入るのでこの枯れ込みは一層進んでしまう!
そして、昨年、此処でどうして潜り込んだのか?未だ不思議に思っているが「マダニ」に左上腕内側に喰い付かれるというハプニングが起きていたのでこの地点への潜入には気を使わなければならない。 おまけに急坂で足場も超悪いときている!!!
入口を見ただけで諦めることにした。
次ぐなる場所は、大森林を伐採した石間の急坂で南に面した場所。
此処は「スガレ追ひ」していて芽を吹いたばかりのタラの木が沢山、沢山というより続続生えている宝の場所だった。
将来的にも我だけの秘密の場所にしよう!!!と決め込んで来た・・・
車を終点に留めそこから入り出すと今し方、直ぐ1~2時間前書き取ったタラの木が続いていた!!!  
昨年、「タラの芽」取りはしなかったが若干の芽掻きを見ていたので目敏い御仁が他にも居るんだ!!!なと警戒はしていたが自然界故どうすることも出来ない!!!
結局、下の部分の美味しい所は取られた後だった!!! 
糞~~~!!! 
朝が遅いが為の不覚!!!!!
仕方なく、やや振って急坂部分へ移動すると其処は無傷だった!!!  
シメシメ!!! 幾らか収穫にあやかれるか?
この日は朝から頓馬な忘れ物、長靴を持ってくるのを忘れてしまった。  
用意はして置いたのだが他の事をしていて行動が頓挫した!!!
よって足元にゴミや刺等が入り込み終始苦戦した!!! 
それでもそこそこの収穫があり、帰宅後友人達にお裾分けしてやった・・・

今年初めての「タラの芽」の天麩羅はことのほか美味しかった。 タラの芽のテンプラが食べられるのも婆が生き残ってくれたお陰!!!と、あらためた感謝感謝!!! 
この領域だけはどう逆立ちしても老い耄れ爺には真似することは出来ない!


さて、昨日は、少々足を伸ばして2時間近く掛かる白馬まで「コゴミ」を取りに出掛けた・・・
連休に入り高速道で出口は大混雑!!!
中にやたらと遅い県外車が居る等イライラしながら白馬に着いた・・・
白馬は心なしか?残雪が少ないように直感した・・・
何時もの場所へ直行!!!
身支度をして山登りの準備・・・
今朝も長靴を忘れるところだった! 明らかに呆けが始まり物忘れが酷くなっている・・・
身支度はしたものの折からの寒波が入っていて肌寒い!!!
巧い具合に冬用の襤褸シャツがあったのでこれも纏う!

深い杉林に入り渓谷沿いに上り出す…
何時もの残雪が全くない!!! そして、鬼ゼンマイが完全に開いているではないか!!!  
こりゃぁ~大分陽気が進んでいるなぁ!!!
長木鎌杖を突きながら急坂を登ること1一時間!!!
大分応えるようになってしまった・・・ でも不思議なことにサッカー場へ行くアスフアァルトの道より足や腰に痛みが来ない!!! 下がフアフアしている為だろうか?
今年の「スガレ追ひ」を心配し続けていただけに幾らか安堵感を覚えた・・・
途中どういう訳か?「わさび」の花がやたらと目についた・・・
思うに、この上流にワサビの群生地があるが此処から種が渓流に乗って流れ着きこの平地に留まったのだろう? 自然界の不思議さを実感した!!!

現地に近付くに従い「コゴミ」の群生地は様相を一変させていてそれショックへ突き落とされる!!!
2時間近く掛かりまた個1時間近く歩き漸く辿り着いたというのに山の春は予想外に進んでいてもう初夏の様相を瀕していた!!!
「コゴミ」は総て掌を伸ばしたように開ききっていて葉っぱの世界だった!  
もうこれ以上山を登っても仕方ない!と断念。
山菜取りの欲望は !!!
今年、雪が少なかったと言う!!!
其処え持ってきて春先の暖冬で雪が消えさりこの有様を呈したのだろう!!!
此処20~30年間通い詰めているがこんな年は初めて!!!
帰り際に「コシアブラ」の群生地を発見した!!! 「コシアブラ」も食べられないことはないがやや開き気味だったので収穫を断念! 来年の楽しみとした。
来年来られるかどうか判らないが、一応の夢に・・・
そうはいっても坊主で帰る訳にはいかない!!!
地形をしている爺、北に面した急坂の日影に入ると開いてはいるものの未だ食に十分耐えられる反開きの「コゴミ」を見つけこれを頂くことにした。
それでも大型リュックサックに一杯取れこれを下すことにした。
そして、先に見て来た「山わさび」に花摘みに入る・・・
腰魚籠一つ取れた!!!
これだけあれば仲間にお裾分け出来るだろう・・・

帰宅後の山分けと荷造りは大変だった!!!
クロネコヤマトさんに合わせなければならない!!! そして友人達への電話連絡・・・
夕飯のオカズの買い出しもしなければ・・・ 毎度のことだが山行き後の戦利品ね山分けと配達処理は時間との戦いで鮮度のイイ山菜を!!!と・・・気が抜けない!!!
買い出しから帰宅後Pensanから訃報電話がきた・・・
昔ゴルフ、飲み仲間だったHashikuraさんが急逝した!!!というのだ・・・ まだ66歳の若さ!!!   
長年癌との闘いが続いていたのでこれが命取りになったようだ!!!
今日はこれからお見舞いに出掛け、明日は告別式!!!
我々この仲間の親睦度は予想外に深いものがある!!! 長年37年間も務めた元会社の仲間達よりその親睦度は深い!!!
人間関係の差なのだろうか? この仲間達とはたった10カ月共に働いた程度なのだが、何故か?お互い心を癒す人間味の深さを覚える!!!
Pensanの人柄なのかも知れない? y:老い耄れ爺は、操り釣り人形みたいに金魚の糞行動しか取れていないが何故かこの仲間とは切っても切れない絆を覚える!!!
最近、飲み会が富に減ってしまったが、Hashikuraさんの為にも絆を再開させなければ!!!と、一晩中考え込んでいた・・・
そして、生きている間に積み残しの作業を!!!と・・・、またまた、欲をかき出してしまった・・・ 
Hashikuraさんとの思い出は、また、後日機会があったらカキコしてみたい・・・   
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