ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 訃報・・・、Ide君の事 』

2014-11-13 15:51:55 | 日記

               


毎年の事だが暮ともなるとお年賀お断り!の手紙が舞い込んでくる・・・
早いモノで11月初旬から来出した・・・
そして、学生時代のIde君からの訃報も交じっていた!!!

学生時代、Ide君とは殆ど付き合いはなかった。
彼は学生寮に入り同じ学生寮仲間と組んでいた!!! yはyで遠距離汽車通学と言う事もあり孤軍奮闘の貧乏学生!!! 当然、、話等する機会すらなかった!!!
晩年になり同級会が毎年のように開かれ、顔を出している内に彼と同室で泊まる機会があった。

或る朝、彼は早起きしてホテルの窓腰に甲斐駒をスケッチしていた!!!
そして、その絵が実に上手でy好みの作風!!!!!! 一発で気に入った!
ゾッコン惚れ込み趣味の話をするようになった。
彼は出掛ける何処ぞで、必ず、スケッチブックを開き描く事にしているという!!!
こんな経緯があり、同級会に出掛けると彼と会うのが楽しみになっていった。
そして、或る年、彼が描いた絵画が送り届けられた!!! 
実に素朴な画風!!!、こういう画風は大のお気に入りだ!!!
礼状を書くと共に老い耄れ爺の「ヘボ談議」の駄洒落本を送ってやった!
数日して、気に入った!!!!と、喜びの絵手紙が来た!
それから、何かあるとIde君とは身の回りの出来事を交わすようになっていく・・・
彼は多趣味で、絵画の他、随筆を書いて居た!!!
この随筆が実に単純明快で、歯切れが良い随筆だった。
確か表紙には「蜆の独り言」という表題が付いて居た・・・



文面から富士市界隈の色々なイベントで表彰されていて、その切れ味たるやドキッとするものがあった。 
富士市の諸コンクールで10編以上の入選を見ている! 藪睨みの作風が大好きだ!!!

隠れた文才だった!!!  
暫くして、体を壊した!という情報が風の便りに伝わって来て、同級会も奥さんの介護付きで出たい!!!という手紙が来た事があった。
その年は、yは、町の役員をしていて文化祭か何かで出席出来ず会えなかった。
これを期して彼とは音信不通に・・・ 
そして、もう彼是2~3年経つ!!!

今日、手紙を頂いて彼との短い濃い付き合いが切れてしまった! 
何処に仕舞いこんだか?彼の随筆集を探し出し、お悔やみの拝読をして見たくなった。
彼の文章は、実に、明快で、短文ながら訴えるものがある!!!
色々な所で賞を取っていた証とも言えよう!!!
絵画もシンミリ見て見たい!!!!!
彼の随筆を褒め称えた際、殊の外喜んで何時もは苦虫を噛み潰したような顔をしていたが、あの笑顔は今でも目に浮かんで来る!!!!!
81歳と言うからyよりは若干先輩になるが、卒業後の付き合いから新たな絆が生まれた極めて珍しいポン友であった!!! 
あの画風と随筆の着眼点にはドキッとするものがあった!  

学生時代の仲間が歯が零れ落ちるようにポロポロと欠け出し何となく心寂しい・・・・・・指折り数えたら10/35人が亡き人となってしまった。
y等もお迎えは直ぐ其処まで来ているのかも知れない?
 
2時過ぎ、訃報の手紙を見たら庭仕事に喝が入らなくなり、ついつい、彼の随筆とスケッチを拝見したくなった! そして、あの優しい笑顔を思い出しながらカキコに入った・・・

Ide君、心安らかに休んで下さい!!! 「蜆(しじみ)」が独り事を言っているよ~~~!!!     合掌    

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     『 小春日和・・・、そして捨て子!!! 』

2014-11-13 09:35:10 | 日記

             


冬型の気圧配置が近付いている!
今夜辺りから冷え込むようだ!!!
この所為か?朝から太陽が燦々と降り注ぎ、小春日和になりそうな気配!!! だが、強い北風が吹き捲っている。
この風が止むと絶好の小春日和となる。
こういう日はサテアンのヘボちゃん交尾が促進する!!!
風はあるものの、サテアンは、柔らかい晩秋の太陽光が降り注いでいるので、昨日以上に賑やかだ!!!
これからカメラを担いでサテアンに入ろうと思っている・・・

さてさて、如何様な交尾画像が撮れるだろう?

サテアンは、何時もの年と違い固形食は完全にストップ!!!!! 砂糖水の世界に切り替わっている。
大量の砂糖水を摂取するので、ションベンの量も只事ではない!!!
捨て子は完全に排出されたようだ?
蜂の子の数、尋常ではない!!!
捨て子と言えば、
先日、九州の昆虫写真家が野外の下草の上で蜂の子を見付け「不思議だ!不思議だ!!!」という記事を見た。
教えて遣ろうかとコメント欄や書き込み欄を探したが、こういう作業は嫌っていると見え、ないのでどうする事も出来ず知り合いの昆虫写真家に伝言を頼んだが、忙しいのか?それとも留守なのか?音沙汰もない! ブログが休刊しているので外国へでも出掛けて居るのだろう?
この昆虫写真家が見た蜂のこの捨て子は、どうやら「オオスズメバチ(仮面ライダー)」のものらしく、デカかった!
晩秋、スズメバチの類は繁殖期を迎えると繁殖成虫:新女王蜂、それに雄蜂が加わる為栄養交換は尋常ではなくなる。
外役で得られる甘露等の糖分では、当然、間に合わない為栄養交換に頼るしか手はなくなる。
この栄養交換が極度に達すると、幼虫は体液を吸い取られそこには死が待っている!!!
こうして死んだ幼虫は腐敗の一途を辿る!!!





実は、この死んだ幼虫は腐敗すると実に悪臭を発する!
綺麗好きのヘボちゃん働き蜂はこれを嫌い死すと直ちにコイツ等を外に運び出し捨てる!!!!!
これが「捨て子」だ!!!!!!! 
実にモゴイ事をするが、実は、よくよく考えて見ると、幼虫は彼等にとって非常食でもある!!!
最悪時点こういう手段に打って出る!!!
晩秋、交尾生産蜂が増殖するとこの非常手段に打って出る!!!
ヘボちゃんを問わず、多くのスズメバチ族は、皆、この行為をする!!!

考えて見れば、真冬が近付いて居る今日、幼虫を育て上げ、成虫にした所で、何の値打もない!!!
働き出した頃には外部は寒波!!!雪!!!!!!!、外界には餌もない!
こんな事を考えうと実に合理的手段だと考える!!!  
貯めて置いた幼虫栄養分を生殖成虫(新女王蜂、雄蜂)の餌に転換する!!!
自然界は、実に、よく出来ている!!!  

今、こんな光景がサテアンの中で、毎日、進行している・・・・・  
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