今日の名古屋は、霞がかかった空から薄日がさして、穏やかでとても暖かい。
先日まで寒い日が続いていたせいか、堀川河岸の四季桜はまだ咲いていた。
散歩をしていると水温む風情を感じるが、空も水も汚れていて、深呼吸をする気にはなれない。
昨夜は、高校山岳部のOB会に出席してきた。
我々の年次で廃部になり、後が続かない先細りの会であるが、若い頃の山登りを接点に、いまだに続いている。
全員70代のオールドアルピニストであるが、山頂を極めた人も少々道迷いをした人も、コースはまちまちだが、みな麓へ向かって下山を始めている。
中には既に下山した先輩たちもいて、彼岸に佇んで我々が渡って来るのを待っていてくれる。
下山ルートやスタイルまでは指導して貰えなかったが、この会にいて数年先の自分の姿を、鏡に映すように描けるようになった。
行き着く先は同じでも、一般ルートをのんびり下れるか、危険な沢や岩壁が待ち構えるバリエーションルートに入るかの選択権が無いことも分かった。
先日読んだ「下山の思想」からは学べなかったが、困難な下山路に立ちはだかる障害と対峙する先輩の姿からは教えられることが多い。
どう登っても下りても行き着くところは同じですものね。
これでよかったのか悪かったのかと思ってもやり直しもできず、あとはお任せの心境です。
山岳部が廃部になったのですか?
これも時代の流れでしょうか。
お仲間との会話、楽しかったことでしょう。
下山路が長くなると、障害に出合う危険が増えるようです。
じたばたしても障害は避けられないので、成り行き任せしかなさそうですね。
危険、汚い、怖いに、好んで入る若い人はいなくなってしまいました。
スマートにサークル活動を楽しんでいるようです。
登りもくだりも山に危険はつきものですね。
「下山の思想」読んでみたいですが、難しそうですね。
私も最後の最後を恙なくくだらなければと思っています。
11日の名古屋ウイメンズマラソン、見に行こうと思っていますが、
どのあたりがいいのでしょうね。
どこにも危険は潜んでいるので、避けようがないですね。
下山はほっとして気が抜けることが多いので、気を付けたいものです。
「下山の思想」は月並みな考えで、それほど興味を引かなかったです。 難しくはないので、軽いエッセイを読むつもりなら面白いかもしれません。
伏見と広小路の交差点あたりが、折り返してくるので2度見ることができます。
家でテレビを見ていて、近づいてきたら伏見まで行って応援するつもりです。