昨日は春を思わせる陽気であったが、
一転して北風の冷たい冬に戻った。
しばらくは三寒四温を感じながら、春に近づいて
いくのだろう。
中日新聞に「御園小学校と名城小学校の統合協議が
本格化」との記事が出ていた。
いずれも児童数の減少で、統合は以前から検討されていたが、
ようやく協議が本格化したようだ。
↑下園公園から見た御園小学校
孫の通う御園小学校は、各学年が10名前後で、入学から
卒業までクラスの顔ぶれは変わらない。
進学先の丸の内中学も単一クラスの小規模校で
状況は同じだ。
幅広い交流を通して社会性が身に付く教育の場が、
狭く深くでは息が詰まることもあるだろう。
すでに都心部では、小学校や小中学校の統廃合が
実現している。
少子化の波は過疎地だけでなく、都心部でも
急速に進んでいる。
少し古い話だが、毎年今ごろの時期に飛騨の山里の
小さな小学校で雪上運動会が開かれていた。
先生と児童、父兄が一体となって学校行事に取り組む
姿は、まさに教育の原点を見る思いだった。
過疎の山里では、小規模校の価値観を共有出来るが、都会では
選択肢が多く協議もさぞ難しいことだろう。