今日は朝から風がなく、ぽかぽか陽気で
暖かい一日だった。
2月も半ばを過ぎると、昼間が長くなり
陽射しも強くなる。
飛騨で暮らしていた頃は、今頃の時期になると、
近所のヤブ山をよく歩いていた。
昼間の強い日差しで雪面が解け、夜間の
冷え込みで表面が氷る。
こんな日がしばらく続くと、クラスとした
雪面を自由に歩ける。
スノーシューや、輪かんじきがないと登れない
山も自由に歩けるようになる。
山里の人たちは、こんな日を待って、
山仕事をしていた。
もう今は炭焼きをする人もいなくなったが、
集落のおじいさんと一緒に炭焼きの手伝い
をしたことを思い出す。