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名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

きのこ栽培の「ほだ木」の手入れ

2010年03月18日 | セカンドルーム

 

日照時間の長いところから、雪は勢いよく解けていく。
地温も上がっているので、3月に降った雪が、いつまでも残ることはない。


山の陰で陽が差す時間が短いわが菜園は、この集落では一番遅くまで雪に覆われている。
じゃが芋やエンドウの植え付けも始まっているが、もうしばらく先になりそうだ。


裏山の雪もほとんど消えたので、きのこ栽培のほだ木の手入れをした。
丸太に立て掛けてあった椎茸のほだ木が、雪の重みで一部倒れていたので起こしたり、折れた枝が被さっていたのを取り除いた。


地面に倒れたままになっていたほだ木から、椎茸が出ていた。
杉の枯れ枝に覆われていたので、その保温効果と、水分を十分吸って発生したようだ。


周りの木を見たら、豆粒ほどの走り子も出ていた。
今年はいつもより少し早く収穫できるかも知れない。
2週間ほど前に見つけた走り子は、その後の冷え込みで凍結して、石のように固くなって枯れてしまった。
これからも寒い日が来るので、安心も出来ないし、喜んでもいられない。
このまま暖かくなっていけば問題はないが、最近は三寒四温の落差が大き過ぎて、山の植物も動物たちも戸惑っているだろう。


なめこのほだ木は伏せてあるので、落ち葉や枯れ枝を取り除き、天地返しをした。椎茸は、春と秋に収穫できるが、なめこは、秋に1度しか取れない。


ほだ木の一部が何者かにかじられて、何ヶ所も穴があいていた。
鳥が虫を取るには、穴が大きいし深すぎる。
ねずみやリスの歯形も残っていなので、何物の仕業か見当が付かない。
去年の秋は、もっと荒っぽくかじられていたので、すわ熊が来たのかと震えたことを思い出すが、山では何が起こるか分からない。
山里は、家へも山へも招かれざる客がやって来る。

コメント
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