京都つれづれなるままに

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妙心寺 壽聖院 「京の冬の旅」③

2023年01月29日 08時34分00秒 | 日記
 妙心寺始まりの地と言われる玉鳳院を拝観後、同じ妙心寺境内にある壽聖院を訪ねました。








昨年の12月25日にも拝観して、本堂内部や絵師・村林由貴さんが奉納された水墨画、狩野永徳が設計したと言われる庭園を鑑賞しているので、今回は無料で入れる石田三成一族のお墓にお詣りしました。

石田三成関連の施設は徳川により徹底的に破壊されていたと思っていましたが、こちらで静かに永遠の眠りについているのですね。





石田正継・三成父子をはじめ石田一族9名の供養塔が並んでいます。

豊臣時代には妙心寺境内に広大な土地を有し堂宇は金箔瓦で彩られ、お寺と言うより"石田家京都屋敷の様相を呈していたようです。

現在の妙心寺北門はかっての壽聖院の表門と言われています。





寺宝には上の写真「石田正継像」(重文・複製)。
下の写真 石田三成が朝鮮出兵の際に伯蒲禅師に袈裟を送った時の自筆の書状。を所蔵されています。



オリジナルの「石田正継像」は傷みが激しく修復の為の資金をクラウドファンディングで募られています。

7割程度は国からの補助がありますが、残りの3割はお寺の負担となっています。

お寺の拝観料金についてですが、資材や電気代の高騰を考えれば、拝観料金の値上げもやむを得ないのかもしれないですね。 

以前は嵯峨野にある"大河内山荘"の拝観料が千円で高いと思っていましたが、お抹茶と菓子が付いて千円なので、拝観料だけでは実質500円で今では安い方になります。

4月からは金閣寺や龍安寺の拝観料も100円値上げされ500円になります。

関西の私鉄も4月から値上げされるようで、今年も値上げの一年になりそうです。












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