京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

福知山城と御霊神社

2020年10月06日 09時25分00秒 | 日記
10月5日は、メルパルク京都「明智光秀」現地講座で福知山城と御霊神社を訪ねました。





福知山城は天正7年(1579)頃に丹波地方を平定した明智光秀により築城されたとされています。
明治維新後の廃城令で取り壊されましたが市民の要望、熱意により昭和61年(1986)に3層4階の天守閣が再建されました。





ガイドは小嶋一郎さんです。
石垣は、築城当時の様子を残す部分も多く、いわゆる野面積です。
石垣の中には周辺の寺院から供出された石仏や宝篋印塔類の「転用石」が多く使われ、この時代を象徴する石垣です。

築城に使われた「転用石」





銅門番所
本来は二ノ丸の登城口にありましたが、昭和の天守閣再建時にこちら本丸跡に移転されました。





城の内部は展示スペースになっていて、光秀築城から名城始めまでの城の歴史が説明さています。





最上層からの眺めです。
由良川の流れ、明智藪が遠望出来ます。







由良川の一角にある人工の堤防で「蛇々端(じゃがはな)御藪」あるいは「明智藪」と呼ばれる堤防で光秀の由良川治水対策と言われています。



次に御霊神社へと移動します。







ご祭神は宇賀御霊大神(うがのみたまのおおかみ)と明智日向守光秀公の二柱です。

今から約300年前、紺谷町に400年以上と思われる古い榎木の大木があり、その下にお稲荷さまがお祀りされている祠がありました。
御霊神社の名はこの祠に光秀公の神霊をお祀りしたことに由来します。

光秀公はこの地で善政を行って住民に大変慕われたそうです。

つまり盗賊の討伐、由良川の治水を行い、地子銭(じしせん)=宅地税を免除し誰もが城下町に住む事を認め、自由に商売が出来るようにし、町の発展を図ったそうです。



大河ドラマ「麒麟がくる」が益々楽しみになって来ました。