仁和寺の東門の向かいに五智山蓮華寺があります。
毎年7月の「きゅうり封じ」は有名な行事です。
境内には石仏の五智如来坐像がおられます。
真言宗のお寺だけに大日如来さまが中心におられます。
木造の五智如来坐像は京都国立博物館平成知新館の一階中央にお祀りされていて五体共に国宝指定されています。
元は京都山科安祥寺の所蔵ですが施設の問題で京博に寄託されています。
「きゅうり封じ」毎年7月の土用の丑の日に行われる伝統行事で弘法大師空海が一切衆生病苦、悪業の根を断ち切って病苦を和らげ業病・難病から逃れ丈夫で長生きし、安楽に往生できるようにとその願を込めて五智不動尊を創祀せられた際に残された秘法です。
土用の丑の日は年一回の秘法厳修の日です。
境内拝観は自由なので仁和寺のお帰りにお詣りするのもいいと思います。
境内には他の石仏もお祀りされています。
南側からは京都の町が見渡せます。