膳所城址を見学した後、園城寺に来ました。




(写真は今回購入した絵葉書からです。)















西国三十三観音霊場の第十四番札所でもある園城寺は比叡山延暦寺とたもとを分けた智証大師円珍が独立し天台宗寺門派を開いた総本山です。


こちら観音堂のご本尊が、如意輪観音坐像(重文)で本来は秘仏で三十三年に一度のご開帳ですが新天皇の御即位を記念しての特別ご開帳です。

脇侍の愛染明王坐像(重文)、毘沙門天立像(ともに平安時代)もご開帳されています。

(写真は今回購入した絵葉書からです。)

今まで大阪河内長野市にある観心寺のご本尊如意輪観音坐像(国宝)が如意輪さんでは一番美しいと思っていましたが、こちらの如意輪さんも負けてはいない美しさで暫く見入ってしまいました。

1mもない至近距離で秘仏が拝めれるとは思ってもいなかったです。貴重なご縁を頂きました。


金堂へ向かう途中の茶店で名物"弁慶力餅"を頂きました。
美味しいお団子とほうじ茶を頂き、ほっこりとした気分を満喫しました。
水戸黄門に出ている八兵衛ですね!
門前名物は長年に渡り参拝者に愛されてきた歴史があり美味しい物が多いです。


近江八景のひとつ"三井の晩鐘"です。


俗に"音(ね)三井寺"、"姿の平等院"、"銘の神護寺 "と言われています。



金堂は国宝で豊臣秀吉の正室北政所の援助により再建された桃山時代を代表する建築です。
金堂横には閼伽井屋があり、天智天皇、天武天皇、持統天皇の産湯に使われたことから三井寺の通称で呼ばれています。



金堂でも"神羅乃神"の御朱印を授与して頂き、今日の最終目的地、明智光秀ゆかりの西教寺へと向かいます。
