こんにちは浦田関夫です

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「口頭決裁」も正式な決裁?

2020年02月26日 05時54分51秒 | Weblog


 近代の法治国家は、文書主義で成り立っているはずです。
国の「法務」を預かる法務大臣が「口頭決済の正式な決済」と言い放たことは驚きと政治の劣化を感じます。

森法務大臣は「文書は、内閣法制局と協議するのにあたって、口頭の決裁を経た」と説明しました。
そのうえで、「決裁には口頭の決裁もあれば文書の決裁もあり、どちらも正式な決裁だと理解している。文書における決裁を取らなければならない場合というのは、決められているわけだが、今回はそれにあたらない」と指摘し、正式な決裁の手続きが取られたという認識を示しました。
口頭で決裁した場合後日、だれが、何時、そのような理由で決裁したかどうやって証明するのでしょうか。

 安倍首相は、「桜を見る会」の前夜祭の宴会の契約はホテルと参加者が交わしたもので「安倍事務所は関知していない」と言い張りますが、ホテル側は「明細書を発行しないことはない」と証言しており、文書で白黒つけるのが近代の法治国家の姿です。
ふつうは、「私が云っているのを信じて欲しい」というのであれば「物的証拠」を示して身の潔白を証明するものです。
 裁判では、証拠を示さない側が敗訴となるのは常識です。
国会という「数の力」で逃げようとしても国民は許しませんよ。
次の選挙では結果を出しましょう。

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