こんにちは浦田関夫です

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九電の安全対策に疑問

2019年09月18日 05時29分53秒 | Weblog


 昨日は、玄海原発問題など3項目を一般質問しました 
2011年3月の福島原発事故において、事故収束のための最前線の拠点となった免震重要施設(緊急時対策棟)を「完成の時期も費用も決まっていない」とが昨日の私の一般質問に櫻庭総務部長が答弁しました。
 九電は、2015年度中に完成予定と説明していましたが、それを反故にしたのです。
理由は、「代替施設があるから」というもので、規制委員会も了解しているというのです。
この代替施設は、そもそも緊急時対策施設の仮設でしかありません。
部屋も狭く、机がびっしり並べられ、仮眠所も風呂も食堂も更衣室もない、仮設トイレが部屋の隅に置かれ、プライバシーも守られない施設でどうやって原発の重大事故の終息にあたるというのでしょうか。

 免震重要棟について、清水東電社長(当時)は、国会福島原発事故調査委員会に出席し「あれがなかったらと思うとぞっとする」と答弁するほど重要な施設です。
九電は2016年5月、免震棟から耐震棟に変更したことについて、「免震が優れていて、耐震が劣るということではなく、同じ機能である」として、耐震は技術的に経験があるので早くつくれる。早期に緊急時対策所の運用を開始するために「免震構造」から「耐震構造」に変更し免震棟より2年早く整備できると述べていました。
 山口祥義・佐賀県知事は九電が免震から耐震構造に変更したことを受けて、「やるといったものはやるべきだ。信頼関係の問題だ」と九電を批判していました。  
私の質問に、峰市長も「九電には、約束を守るよう申し入れしたい」と答弁しました。

写真は、昨日の朝の挨拶風景と昼のお弁当です。
渋滞解消の要望が出ています。



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