九電は、昨日佐賀県と玄海町に玄海原発に重大な事故が発生した場合の対処施設として「免震重要棟」をつくるといっていました。それを、「免震棟より整備の時間が短縮できる」との理由で「耐震性」の施設に変更することを説明しました。
「免震も耐震構造も機能的には変わらない」としていますが、早急に玄海原発を動かそうとする九電の安全より利潤優先の考えがハッキリしています。
8月に移転開院する唐津日赤病院も「免震構造」でつくられています。
九電は、県と町に説明し唐津市と伊万里には説明していません。万が一の被害を被る人口や面積は、玄海町よりズッと多いのに。
坂井市長は3月議会で、私の質問に答えて「早急に厳しく(九電に)申し入れたい」としていました。議会の特別委員会でも同様の申し入れする事を決めましたが、それが未だに行動されていません。
市と議会の対応も九電に腰が引けている感がします。