佐賀地裁は、市内の中学校で、同級生へのいじめを疑われた生徒が、教諭から事情聴取を受け、解離性障害を患ったとして賠償金の支払いを唐津市に命じました。
このことで、臨時議会が開かれ、教育長は「教諭の事情聴取について社会通念を逸脱する部分があった」と反省の弁をのべました。
また、不登校になった女子生徒が学校へ戻れるように教師や生徒、保護者が懸命に努力してきたことも説明しました。
学校の「いじめ」はマスコミで毎日のように報道されています。
いじめを理由に自殺至るケース。不登校になった子どもを思う親の動揺から学校側へ執拗な働きかけは想像できます。
その一方で、必死に学校へ戻れるように取り組む教師の姿もあります。
子どもは間違いを起こします。その間違いを諭し導くのが教育現場ではないでしょうか。
私は、今回の教訓は「白か黒」ではなく生徒と教師の信頼の絆を太くすることだと思います。
そのためにも、教師の多忙化を解消し生徒と接する時間を増やすことです。
今日は寒い朝です。