こんにちは浦田関夫です

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輸入頼みの日本の食糧に警鐘

2011年01月19日 12時37分13秒 | Weblog
 いま世界各地で食料価格が高騰しています。その大きな原因は異常気象などによる収穫減とそれを見越した投機によるものです。食料の大半を輸入に頼る日本にとって人ごとではありません。

 世界第2位の小麦輸出国だったオーストラリアでは、昨年末以来、北東部で2週間以上にわたって続いた豪雨のため洪水が発生。主要な穀物輸出港が閉鎖されています。

 同じく世界有数の小麦輸出国だったロシアでは昨夏の干ばつの影響で、小麦の収穫が減少し、政府は8月に年末までの輸出禁止措置を発表。隣国のウクライナも同様の措置をとっています。

 こうした状況の中で世界の食料価格が高騰しています。
 世界の食料供給は依然として不安定な要因を抱えています。
「食料は安い外国から買えばいい」などといえる状況ではありません。

 こうしたもとで、農水省の試算でも日本の食料自給率を13%にまで低下させる環太平洋連携協定(TPP)に参加することは、日本の食料の安定供給を危険に陥れることになります。

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