こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

地場産業の振興で地域の浮揚を

2008年10月26日 07時31分32秒 | Weblog
 アメリカ発の「バクチ経済」の破綻が佐賀県でも影響を受けています。

 半導体部品メーカー「サムコ」は全体として生産を3分の1に縮小するとしています。
伊万里市は「サムコ」の工場拡張のために150億円かけて工業用水道を建設中です。
しかし、世界の景気がこのまま続けば「サムコ」は計画を中止の可能性があります。そうすれば伊万里市は多大な負債を抱えることになります。(今でも財政が厳しい)臨時雇用は雇い止めで職を失います。

 唐津市も他人事ではありません。
以前に唐津市は、臼杵造船が進出する予定で厳木ダムから工業用水道を約30億円で妙見埠頭まで建設しました。しかし、臼杵造船は計画を白紙になり、唐津市は毎年多い時は2億円以上、今でも1億円の借金返済は当分続き財政を圧迫しています。
 そのうえに、厳木運動広場を町民から奪って「工業用地建設」に着手しました。
「自動車関連の企業進出に備えて」ということですが、トヨタなど多くの企業が「減産計画」です。
 企業は、安い土地と労働力を求めて地方に来ます。地方の雇用・経済浮揚のためにと自治体は競って「優遇合戦」です。
 しかし、企業の都合で自治体が翻弄されているのがこれまでのま実態です。

 いま、私たちが地域経済の浮揚で考えなければならないのは、企業誘致一辺倒でなく、農業、漁業、林業などの地場産業と永年地域に根付いている地場企業の育成に転換することだと思います。
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