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記録的円安で仕切基準に比べ値下げ幅は圧縮 ENEOS、10~12月C重油仕切価格が決着

2022-12-23 07:39:20 | 日記
ENEOSが大手需要家との間で交渉していた、2022年10~12月のC重油仕切価格が22日、決着した。
10~12月価格は、世界的な景気減速を反映した油価下落を反映し、おもに一般産業用のボイラー燃料として使用されるHSC重油(S分3.0%、サイト60日、平水湾内運賃ベース)は、9万1080円/klで前期比6810円値下げとなっている。
また、おもに電力会社が発電用に使用するLSC重油(S分0.3%、サイト30日、平水湾内運賃ベース)も10万5170円/klで1万1550円値下げとなっている(いずれも消費税別)。
HSC重油は10期ぶりの値下げ、LSC重油は8期ぶりの値下げとなったが、記録的円安の影響で仕切基準に比べると値下げ幅はやや圧縮された。

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