２０２２年０１月２７日ごちそうさま

私の命は、他の命の犠牲に支えられている。

以前親が給食で「ごちそうさま」という言葉に

抗議した記事が載っていた。

彼女の主張は、「金を払っているのになんでお礼言わねばならないのか」

という趣旨でまさしく現代の、権利主義の究極の主張。

全て人類（又は裕福な人）の驕り。

全ての生物は、他の生物を頂いて生きている。

菜食主義者も偽善でしかない。

「半村良」の作品でああそうかと思ったが、私は他の生命を

頂いて生きているのだと思う。

それに対して「ごちそうさま」なのだ。

一時あぶない時期があり、釣りを始めた時がある。

それは、竿に伝わる命のやりとり

しっかり頂けなければと今でも思っている。

ルアーでリリースするやからには理解できないだろう。

かっこいいと思っているのだろうが、食わない釣りは

するなと思っている。

生きるということは、他の命を搾取すること。

そんな視点で自然・生物多様性保護・環境保全を考えるのも

よかろうかと思う。

宗教と偏った思いでのクジラ保護の過激な行動なんぞは、

阿保らしい。

元々我々は、他の生物（植物も当然含む）の命を頂いて

生きているのだと考えて欲しい。

まあそういいながら無自覚に日常生活するアホナ自分