登山メモ

酒飲みの登山メモ

2013年04月奥多摩(一杯水・酉谷山・雲取山)

2013年04月06日 | 日記

新年度最初の山行。

気になっていた、「棒杭尾根」から長沢背綾を縦走出来れば笠取山から大菩薩迄

行こうかと計画。初日から挫折の連続で結局「雲取山」で終了。

まあいつものようなぐうたらな山行になってしまいました。

04月01日(月)

 08時30分 倉沢

 10時00分 登山口

 12時10分 合流点

 13時30分 一杯水小屋

 前回の奥多摩再チャレンジだが、少しはバリエーションを変えようと

 「棒杭尾根」へチャレンジ。新しい山岳地図では点線で表記されている。

 数年前には女性3人組が道迷いで、一杯水小屋に戻ってきて、泊まっていた人が大分

 世話した覚えがある。

 下りと登りでは当然登りの方が、道迷いの確率は少ない。てなことも考慮し、、

 特に取り付き地点を地図で確認しつつアタック。

 渓流像の林道はなかなかの景観。釣りの人間くらいしか来ないみちなので紅葉時期にはじっくりたのしめそう。

 体調不良(二日酔い)と荷の重さで、ろくに写真撮れなかった。

   

 「魚留橋」は陥没あり、通行止・ロープが張られている。

 一台車が駐車していたが、ここまで来るには、普通車じゃ苦しいでしょう。

 

 この先は落石多数、次の橋「地蔵橋」から岸壁を左に見つつ先に進むと

 尾根に向かう急坂の入口に出会う。取り付きはここしかないので

 地図をしっかり読めば迷うことはないと思う。(当然標識なし)

 一応林道の先も確認してから、取り付く。

   

 最初~急坂。尾根に取り付いてからも旧坂の連続。

 テープもけっこあるので登りでのルート迷いはほとんど無し。

 下りは下手すると迷ってしまいそう。

 途中霧が濃くなり先が見えなくなり不安が募るが、間違っても

 登りは、一杯水へのルートにたどり着ける確信があるので後は体力勝負。

 岩場はないので、軽装だったらなんてこともないかも。

 体力ないのに、例によって30キロ近くの重装備で急坂の連続は結構疲れる。

 まあ雪がないのは幸いだが、足・てがつっぱりそう。合流点にある標識(棒杭尾根方面案内は当然なし)

 似出会いほっとする。なにしろ霧が濃くなってきて10m先くらいしか見えないこともあったので。

 所々テープがあるので、安堵。

    

 一杯水へのルートに乗ってしまえば、熟知の道。途中の水場やはりカラカラ。

 一杯水小屋時到着時の、時刻では酉谷小屋まで行けるが、体力・気力がない。

 持参の水に不安はあるが、今日はここまで。

04月02日(火)

 06時00分 出発

 08時40分 酉谷小屋

 夜中からかなり強い雨。これぐらい降っていれば水場から水出ているかもと

 ホースの先まで覗くが、カラカラ。天気予報によると、今日・明日は結構な雨模様

 水確保と雲取山への行程を考え、酉谷小屋まで行くことににする。

 幸い土砂降りにはなっていないが、霧が濃くずっと展望なし。

 小屋に着いた時は、それほど気温が低いわけではないが、水が染み込み寒い。

 ここはきっちり詰めて、5人しか寝れない小屋。(土間に寝ても7人)

 今日は流石に誰も来ないだろう。水場の水もOK。

 明日は大荒れの予報なので、ここで、待機想定。 

 水の心配がないので、余裕だが寒い。着替えて、じっくり酒呑み。

 夜中に目覚めると喉が少少痛い。風邪をひくと厄介。今季は風に悩まされる。

   

04月03日(水)

 前日から強い雨続く。明るくなってから雪に変わる。

 今日もここで一日過ごす。

 この小屋は一度集中豪雨でトイレの場所の一部が崩落し一年以上使用禁止になった経過があり

 梁からの水を、直接斜面に落とさず、一旦小石を詰めたといで受け止め、管で離れた斜面から放水する工夫が

 なされている。

 

 ノート読むと、小川谷ルート通行禁止もあるのかタワ尾根経由でこられる方が結構いるみたい。

 えらい話も記述されていたので、奥多摩の避難小屋について別途まとめて記述したい。

 ただここの小屋について、強調したい店述べておく。

 1.単独、せいぜい2人で来ること。

 2.満杯で泊まれないことがあることを考慮し、一杯水ま避難小屋まで行ける時間の余裕を持つ。

 3.水はいつも出ているわけでないので完全には頼りにしないこと(旧酉谷小屋まで下れば確保できますが)

 私も一番で到着して、小屋前にテント張ったことがあります。(かわいそうなので)

 明日のルートで不安な点二つ。

 行福のタオ~タワ尾根の頭の崩落箇所大丈夫か。

 水松山~長沢山の積雪で前回と同じくルート迷わないか。

 午後2時過ぎから雨・雪やみやがて陽も照りだし、富士山まで望める。

 不安抱えながら就寝。

04月04日(木)

 05時15分 出発

 07時15分 水松山

 08時30分 長沢山

 11時00分 芋の木ドッケ

 12時15分 大ダワ

 13時15分 雲取山荘

 14時00分 雲取避難小屋

 水3リットル確保し雲取山へ向かう。

 崩落箇所は綺麗に土砂が除かれありがたいことです。(ボランティアで数人作業されています)

  

 水松山~長沢山までのルートも雪が少なく、迷うことなくクリア。

 予想外だったのは、柱谷の頭~芋の木ドッケの下りまでの雪。道迷いはないが結構残っている。

       

 まあ冬山やっている人にはお笑い種の状態だが。

 雲取り山荘~の登りはベチャベチャの雪。下りで滑ったあと多数。じっくり足場確保し登る。

 なおまだ雲鳥山荘では、通過者は水確保できませんので、あてにしないように。

    

 奥多摩小屋でテント張ることも考えていたが、面倒なので、山頂の避難小屋で止まることとする。

 酒飲んでいると、15時ころ一人小屋に来る。長沢背綾の状況説明。先まで行く予定だったが

 今日はここで終わりにする。

 川口の方。テント泊で、広範囲に歩かれていて、貴重な話を伺う。

 

04月05日(金)

 05時30分 出発

 06時15分 奥多摩小屋

 06時50分 大ダワ

 07時30分 分岐

 09時30分 小袖乗越

 10時10分 鴨沢

 午前01時過ぎ2人の登山者来訪。遭難者でもなく不審なので、寝たふりで様子伺う。

 後で考えるとトレイリング(?)の人かも。まあなんにしても安全考え、じっと様子を伺っていると

 02時ころ、小雲取山方面へ降りていった。まあそれぞれのじゆうだが、こちらとしては?????

 てなことで迷惑千万。街の光は見えないが、星が綺麗。

 明るくなって、富士山見えず。早々に鴨沢に出発。本当はまた鷹ノ巣小屋で一泊したいのだが

 天気予報におどかされ尻尾巻いて帰ることとする。

 今日も結構な人が登ってきた。帰りのバスは一人。

  

 

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