田舎から千葉に就職したのは、多分に文化というものに
飢えていた一面がある。
何しろ映画が初公開されてから一年後やっと見れる時代。
あたらしい(?)文化の息吹を求めていた。
よく新宿・池袋・渋谷・お茶の水のJAZZ喫茶
日劇地下の映画館なんぞにかよっていた。
その時期見ていた雑誌に「ユリイカ」がある。
半分以上理解できなかったがその中に「YMO」
の記事があった。それ以前からシンセザイザーというものに
興味はあったが、本格的なPOPSとしての圧倒的な曲は
世界を席捲した。
その一端を担った「高橋幸宏」さんが亡くなった。
まあ時代から取り残された爺さんだが、そんな世界を変えるような
お方は今の時代にはいないと思う。
K-POPに追随する今のPOP界には興味はない。
もう私の頭脳を焼き尽くすような新しいグループは
出てこないのだろうか。