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2006年6月5日開始
北海道札幌市
日々、家族の幸せを願いつつ生きる50歳

本能寺の変

2006年06月09日 23時19分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

「敵は本能寺にあり!」

(と本当に言ったか言わなかったかはわからないが・・・)

1582年6月2日、織田信長に毛利軍と戦う羽柴(後の豊臣)秀吉の応援を命じられ、中国地方に向かっていたはずの明智光秀が、急遽京都に向きを変え、本能寺で主君信長を討った大事件。日本の歴史の中でもこんなにすごい事件は他に無いと思う。

群雄割拠の戦国時代の中で、弱小国尾張からのし上がり、全国統一を目前にしていた信長。秀吉とともに織田家中で非常に信頼が厚く、重用されていた光秀。なぜこの事件が起きたのか?いろーんな説があるが、それはあくまで予想、想像であり真相はわかりやしない。

でも、時々考える。もしこの事件が無かったら、日本はどうなっていたんだろう?って。信長が全国統一していたのは確か。となると歴史上、秀吉の出番はなかったのかも。果たして徳川(江戸)幕府も誕生したのかどうか?(信長は自分が国王になり天皇家を滅ぼそうとしていた。天皇家が無くなると将軍を任命する人がいなくなるわけで・・・)徳川幕府が誕生しなければ、明治維新までの徳川260年は空白となる。ここを治めたのはずっと織田家なのか?それとも信長の死後、第二の戦国時代となって新勢力が台頭したのか?そんなことを考えると楽しいのだけど、考えていても答えが出るわけでもなく。

今度の日曜日、NHK大河ドラマ「功名が辻」は前半の山場「本能寺(の変)」の放映。テレビを見て、またこんな勝手な空想にふけてみよう。

※日本放送協会(NHK)のCMではありません。