北海道や北海道民の生活風習について紹介した本。
「ルール」として、48の事柄についてオモシロおかしく解説されています。
例をあげると・・・
・毎年、タイヤの交換時期で悩む
・冬になれば「ダンプ」を常備
・カップ焼そばといえば「やきそば弁当」
・「南6西3」と言われれば、迷わず行ける
・「書かさんない」と「書けない」の違いがわかる
・平日夕方は「どさんこワイド」
などなど・・・
妙に納得できるものも多く、楽しく読むことができました。
とても読みやすい本ですよ!
北海道ルール
読書期間:3月5日~3月15日
評価:4.0(5点満点)
NHKの登坂淳一アナウンサー。
多くの人が知っている顔だと思います。
かつて、NHKの全国ニュースでニュースを読んでいたアナウンサー。
そんな彼が、異動で札幌放送局にやってきたのは昨年4月。
なんで、登坂さんが札幌に?
と思ったもんです。
今回、地震災害が起き、各放送局で人手が足りない状況になりそうなことが予想されたので
登坂さん、東京に呼ばれるんじゃないの?
なんて、冗談半分で言ってたら
ホントに、全国ニュースに出てました。
さすが、エース登坂
ニュース、聞きやすくて見入ってしまいました。
今回、一時的なサポートで東京に戻ったようですが
なんか、東京に帰るの早くなっちゃうんじゃないですかね?
やっぱり、登坂が東京に必要だって話になって。
まだまだ、札幌でノンビリしながら頑張ってほしいと思いつつも
彼を、北海道でしか見ることができない状況も、あまり良くないのかなと思ったり。
やっぱり、全国級は実力が違いすぎる・・・
著者は、次期東京都知事選に立候補を表明している渡邉美樹氏。
居酒屋チェーンの和民などでお馴染みのワタミグループの創業者です。
この方、よくテレビ番組のコメンテーターとして出演していますが
個人的には、あまり好みのタイプではなく、今までは彼の著書は読んだことがありませんでした。
今回、東京都知事選に出るということで、彼がどんな考えを持っているのかを知りたくて読んでみることにしました。
(ちなみに、この本を書いたとき、彼はまだ知事選に出ることを決断はしていなかった模様です。)
この本を読むまで知らなかったのですが
彼は幼少時代、家庭的な部分で相当苦労したらしく、そのときから将来は社長になると心に決めていたとのこと。
その思いを実現し、見事な成功を収めているあたりは、たいしたものだなと思います。
彼が描く理想の東京像
基本的には、民間の手法や競争原理を取り入れて、東京を変えていくという論調が多かったです。
これって、これまでも様々な方が言ってきていて、その後知事などの首長になられた方も多いですが、言葉のとおり実現・成功した例はあまり知らないんですよね。
報じられていないだけなのかもしれませんけど。
個人的には、行政の世界では、必ずしも民間の手法等が適切ではない部分もあるのではないかという気がしていますが。
ただ、こんな世の中になればいいなと夢を抱く内容ではありました。
(理想論が多すぎという言い方もできるけど・・・)
先日、現職知事が4選を目指し出馬表明したことで、下馬評では渡邉氏はやや厳しい選挙戦になりそうとのこと。
結果はどうなるかわかりませんが、彼が東京都知事として、この本に書かれていることの一部でも実現していく姿をちょっと見てみたいような気がしました。
まー、私には東京都知事に投票する資格はないので、本当に見ているだけなのですが・・・
東京を経営する
読書期間:2月19日~3月4日
評価:3.5(5点満点)
東日本大震災が起こった後
スポーツ界でも、通常であれば行われるはずだったイベントが
延期や中止という事態になっています。
動向が、一番注目されていたのは、来週25日に開幕予定のプロ野球。
パ・リーグは、被災地を本拠地とする楽天、ロッテのことなどもあり
開幕延期の方針を決定したとのことですが
セ・リーグは、あくまで25日開幕にこだわっているとのこと(15日開催の理事会時点)
その理由が
セ・リーグは開幕を延期する理由がない
ということだそうで。
昨日の理事会後の実行委員会で、選手会がセ・リーグに対しても延期を要望し
一度は、25日開幕が白紙になったらしいのですが
今日、結局セ・リーグは予定通り開幕するという方針で決まったらしい。
こいつらアホだ。。。
開幕を延期する理由がない・・・?
セ・リーグの在京球団は、電気を使わずにゲームができると言っているんですよね?
こんなのばかりだから、交流戦でも下位を占めるようなチームしか創れないんだよ。
セ・リーグは、人気、実力だけでなく
人としての常識も、パ・リーグには敵わないんですね・・・