中止が決まり、昭和新山を後にする。
道央自動車道は白老~千歳が通行止めとのことで、中山峠方面から帰ることに。
車内は、同じ方面に住む3名の男女。
もの凄い地吹雪
いつ前の車にぶつかるか。
後ろの車にぶつけられるか。
久々に、恐怖の中での運転でした。。。
中山峠付近からは、地吹雪もほとんど無くなり、快調に進むことができました。
お昼何食べましょうか?
登場したのは、半兵衛車にあった麺類のお店を集めた本。
ここに行ってみない?
なかなか行けない店らしいよ。
雪職人さんの提案。
定山渓温泉街付近にある
磯切りそば処 鳥花雪
というお店。
1日限定50食なんだとか。
まだ、そばあるのかなぁ~。。。
運良く、それほど待つ様子もなく入ることができました。
アレ?
そこにいたのは、ついさっきまで同じ宿で過ごしていた3人の仲間。
偶然、この店で遭遇。
やっぱり、知る人ぞ知る店なんですかねぇ~・・・
海老天そば
キムチとろろそば
天ざるそば
美味しいそばをいただきました。
自宅からはちょっと遠いけど、今度は嫁を連れて行ってみようと思います。
そして、雪職人さんにゴチになっちゃいまして。。。
ゴチになりまス!
磯切りそば処 鳥花雪
住所:札幌市南区定山渓温泉東2-94-1
営業時間:11:00~売り切れまで(1日限定50食)
定休日:第1・3・5月曜日(祝日の場合は翌日休)
電話:011-598-5755
今朝、職場に到着後、昭和新山国際雪合戦のHPを見てみる。
実行委員会だより
という記事。
何とも言えない気持ちになりました。。。
昨日も、関係者が中止という決定をしたことを、大英断だと思っていましたが、その決定をしたことの無念さは、我々が思っている以上の相当なものだったのだなと改めて感じました。
この大会が、毎年(普通に)開催されること。
もっともっと感謝しなくちゃいけないなと思いました。
厚生労働大臣杯・北海道知事杯
北海道洞爺湖サミット開催記念
第20回昭和新山国際雪合戦
記念すべき20回目の大会が行われました。
開会式には
北海道洞爺湖サミットを控えたこの地域でのイベント、20回目の大会に祝辞を述べるため、名誉大会長の高橋はるみ知事が来ていました。
(いつもの年は、知事の言葉を代読する方が来るのですが、今回はご本人登場)
なぜか、ご本人を拝見できてちょっと嬉しかった。。。
この大会の最大の注目でもあった、駒大苫小牧高校野球部OBのチーム
駒沢OB二軍
駒沢OB二軍監督 香田誉士史さん
初めて行われたオールスター戦。
道央・道南選抜 VS 全国選抜
第20回大会を盛り上げるための、様々な要素は間違いなく揃っていました。
が・・・
今朝7時30分過ぎ、同じ宿に宿泊している他チームの選手からの情報。
半兵衛さん、中止ですって
・・・?
何が中止なんですか?
そんなおかしな返答をしてしまうほど、思ってもいなかった話でした。
その後すぐに、我がチームにも連絡がきました。
8時に説明するので、会場に来て欲しいと。
事故が起こるわ
説明を聞きに会場に行った人達が、戻ってきて発した言葉。
当然見に行ってきました、会場。
とにかく、スゴイ風。
そして、ひどい光景。
大会自体が中止(結果無し)という扱いになるのか。
1日目の結果は残しつつ、2日目のみ中止、優勝チーム無しなのか。
今はよくわかりません。
ただ
史上初の中止という事態となった大会。
思わぬ形の、歴史的な大会となってしまいました。。。
このシーズンから、我が雪合戦部の
主将
という、役割を担当しました。
小学生のときから、集団の先頭に立つ役割を担うことが割と多かった自分ではありますが、年下の人しかいない集団でそういう役割をやるのとは、なかなか勝手が違ったり。
この役割に、自分よりも向いている人がいるような気もするし。
自分なりに頑張ってやりましたけど。
このシーズンも、選手はやりませんでした。
自分の中では自粛したという整理なんですが。
この年は、ファーストチームの補欠という登録でしたが、このときのチームは本当に考えて試合に臨みました。
数年前に、こういう話ができていればなぁ
と本当に思ったものです。。。
ところで・・・
この人も主将ですよね。
タイプは全く違いますが、この人のスタイル、
とっても参考になるし、目指す型だったりします。
彼は、3シーズン目の主将を担当することが決定。
果たして・・・
前年のシーズンを終えたときに感じた
今後、どんな選手を目指せばいいのか・・・?
その疑問から、このシーズンは選手はやらないことにしました。
雪合戦を客観的に見て、その疑問の答えを出すシーズンにしようと。
でも、余剰人員でもあったため
結局は、ワンポイントで監督を担当したりすることになり。
このシーズン、客観的に雪合戦を見て感じたのは
雪合戦は、本当にセオリーどおりにはいかないスポーツで
チームが上手く機能しなくても、結果が出ることがある。
そしてこのスポーツは、選手としての自分に、以前のような熱い気持ちを抱かせてくれる存在なのか。
これまで、あれこれ考えてきたことに意味があったのか?
今後、あれこれ考えることに意味があるのか?
じっくり見たがために、自分の中の混乱が深まってしまった。。。
このシーズン、一つだけ思ったのは、自分は選手より監督に向いているのかもってことでした。
前年同様、ファーストチームのFW最前の選手として参戦したシーズン。
試行錯誤だった前シーズンより、チーム全体にやるべきことの意識とやれることの理解は浸透していたのではないかと思います。
札幌OPでは、ベスト8であの SKY WARD に敗戦。
この大会で好結果を残したため、昭和新山ではシードチームとなり、2日目からの出場となりました。
大会1日目は、審判として運営のお手伝い。
2日目、試合当日の朝、宿泊旅館の朝の露天風呂で自分自身にものすごい気合いを入れました。
身震いがするほどに。
絶対勝ってやると。
準決勝リーグから出場した我がチームの初戦の相手は、岩手県代表の強豪チーム。
想像していた通りの試合展開になったも関わらず、思わぬ状態になってしまい。
結局、自分たちらしさを出せずに、敗戦。
2戦目も敗戦してしまい、たった2試合でこの大会は敗退。
正直、昨シーズンのチームカラーを踏襲した今回の戦い方が、もう雪合戦界では通用しなくなったことを悟った敗戦でもありました。
次シーズンは、戦い方を見直す必要があるということ。
ということは・・・
今後、能力不足の半兵衛が、このチームに存在する意味がなくなったことを自分自身で理解した瞬間でもありました。
来年からは、どんな選手を目指せば・・・
そんな迷いの気持ちを抱きつつ終えたシーズンでした。
ところで
このシーズンから半兵衛は、靴と試合用の衣類を白にしたんですよね。
なんでこの靴、うちの部で流行らないんだろう?
動きやすいんだけどなぁ・・・
そしてこの年の昭和新山大会では、嫁の所属するチームが、レディースの部で見事3位に輝きました。
もちろん今も家にある、そのときの3位のメダル。
おかしな話ですが、今でもそのメダルを見ると、とっても複雑な気持ちになっちゃいます。。。