かえるネット木津川南

大阪市南西部で活動する日本共産党の青年後援会のブログです。

【急増する兵士の精神疾患】

2014-06-06 16:01:29 | 平和・基地問題
【急増する兵士の精神疾患】
元軍人に無料で精神医療を提供するイギリスの慈善団体「コンバット・ストレス」(CS)は、アフガニスタン戦争(2001年~)に参加した元軍人の間で、精神的なケアを求める声が著しく高まっていると警告しています。

CSによると、13年に診療を求めたアフガン従軍経験者は358人。12年の228人に比べ57%増。

CSの抱える患者は現在5400人を超え、95年間の歴史で最大だといいます。

CSの代表者は「毎年、膨大な数の元軍人が戦地での恐怖を(フラッシュバックなどで)追体験している。彼らは日夜、隠れた心の傷とたたかっている」と強調しました。

アフガン戦争は、北大西洋条約機構(NATO)が≪集団的自衛権≫を発動して開始した戦争。

NATOに加盟するイギリスは、アメリカに次ぐ規模の軍隊をアフガンに派遣。これまでに約450人の戦死者を出しています。アフガンには、今も約4000人のイギリス軍部隊が駐留しています。

3度の従軍を経験し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したことのある兵士は当時を振り返り、

「眠ることができず、絶えず気持ちの沈むことを考えていた」「愛する息子を見ても、幸せを感じることはできなかった」と語ります。

イギリス国防省は、アフガン撤退に伴う将来的な精神疾患に備え、診療体制の改善などに740万ポンド(約13億円)を投入することとしています。

戦場に出た兵士の精神疾患はアメリカでも大問題になっており、イラク・アフガン戦争の帰還兵60万人がPTSDなどを発症。退役軍人が平均1日22人が自殺、現役兵士も1年間で300人以上が自殺するなどしています。

これが≪集団的自衛権≫が発動されたことにより引き起こされたリアルな結果です。
これが安倍政権が進めようとする集団的自衛権の行使容認の先にある現実です。

安倍首相が、集団的自衛権の行使容認をさせるために説明した、さまざまな「事例」は彼らにとって都合のいいごまかしにすぎません。

6月5日(木)のつぶやき

2014-06-06 01:02:56 | 日記

自公の秘密保護法の秘密をチェックする監視機関というものの無意味さが明らかに。この機関に違法な秘密を是正する法的権限はなく、メンバーの大半を与党が締め、行政機関の長の判断で秘密すら提供されない場合も。国民を馬鹿にしてます。 pic.twitter.com/ZmSnsPD2cn

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自民・公明は秘密保護法の年内施工に向け、秘密の運用をチェックするための「監視機関」を衆参両院に設置する国会法改定案の今期成立を狙っています。その内容である「秘密会」の常設は、公開を原則にしている国会のあり方を大きく変質させるものです。

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秘密保護法の秘密運用のチェック機関として自公が設立を目論む、「情報監視審査会」。委員はわずか8人。所属外議員の傍聴もできず、国会に完全な密室を設けるもの。審議内容を国会での審議等で漏らしても懲罰の対象。国会議員の自由な発言、国会活動を大幅に制限し、監視機関の役割は期待できません。

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秘密保護法の監視機関として、「政府を監視する」という認識が欠如している自公が作る審査会。

その中身は、各会派の議席数に応じたわずか8人の議員で構成され、少数会派の意見は排除されます。

「監視」どころか、政府の秘密にお墨付きを与える機関になることは目に見えています。


日本共産党・西成区演説会の日が近づいています(*^^*)
6月8日(日) 午後2時~
場所:西成区民センター・大ホール
最寄り駅:地下鉄四つ橋線岸里駅より徒歩3分
南海・地下鉄堺筋線天下茶屋駅より徒歩10分 pic.twitter.com/gu7i64LiM9