【危険にさらされる国】
2015年度の日本の食糧自給率(カロリーベース)は、10年から6年連続で39%にとどまっています。世界の主な国々のなかで最低水準に低迷し続ける異常な事態。
食糧自給率は、国内で消費される食料のうち国内生産で満たす割合を示す数値です。
100%は、国内消費を国内生産でちょうど満たしている状態です。100%以上は、国内消費を満たすだけでなく、さらに他国へ輸出していることを意味します。
自給率が39%の日本は、国内消費の61%までを他国からの輸入に頼っています。
飼料を含む穀物自給率をみると、日本は29%で、世界178か国・地域のなかで125番目です。
かつて、アメリカのジョージ・W・ブッシュ元大統領は、「食糧自給できない国を想像できるか。それは、国際的圧力と危険にさらされている国だ」と述べたそうです。
まさに、日本こそ、そういう国です。
食料自給率向上は急務です。
しかし、政府は昨年、新「食料・農業・農村基本計画」で食料自給率目標を50%から45%へ引き下げてしまいました。
日本共産党は、農林水産業の再生・振興と同時に食糧自給率を引き上げていくことを目指しています。
2015年度の日本の食糧自給率(カロリーベース)は、10年から6年連続で39%にとどまっています。世界の主な国々のなかで最低水準に低迷し続ける異常な事態。
食糧自給率は、国内で消費される食料のうち国内生産で満たす割合を示す数値です。
100%は、国内消費を国内生産でちょうど満たしている状態です。100%以上は、国内消費を満たすだけでなく、さらに他国へ輸出していることを意味します。
自給率が39%の日本は、国内消費の61%までを他国からの輸入に頼っています。
飼料を含む穀物自給率をみると、日本は29%で、世界178か国・地域のなかで125番目です。
かつて、アメリカのジョージ・W・ブッシュ元大統領は、「食糧自給できない国を想像できるか。それは、国際的圧力と危険にさらされている国だ」と述べたそうです。
まさに、日本こそ、そういう国です。
食料自給率向上は急務です。
しかし、政府は昨年、新「食料・農業・農村基本計画」で食料自給率目標を50%から45%へ引き下げてしまいました。
日本共産党は、農林水産業の再生・振興と同時に食糧自給率を引き上げていくことを目指しています。