かえるネット木津川南

大阪市南西部で活動する日本共産党の青年後援会のブログです。

「安全第一」へ転換必要

2013-09-28 07:49:35 | 政治

「安全第一」へ転換必要

党国会調査団 JR北海道を調査

日本共産党は26日、レール異常の放置や走行中の特急列車から出火・発煙、脱線事故など異常事態が続発しているJR北海道の問題で、札幌市のJR北海道本社などを調査しました。紙智子参院議員を団長に、穀田恵二衆院議員、大門実紀史参院議員、辰巳孝太郎参院議員、真下紀子道議が同社で聞き取りを行い、車両の検査や点検を行う苗穂工場を視察しました。


写真

(写真)JR北海道苗穂工場を調査する(左から)森、畠山、穀田、紙、大門、辰巳、真下の各氏=26日、札幌市

 JR北海道は、19日に函館線大沼駅でJR貨物の列車が脱線し、レールの異常が発覚。その後97カ所のレールの異常が放置されていたことが明らかになり、さらに170カ所でレールの幅が基準を超えて広がったまま放置されていたなどの異常事態が次々と明らかになっています。

 調査団はJR北海道本社で「人の命を乗せていることを自覚してほしい」と安全最優先への抜本対策を求めました。JR側は「安全最優先の対応が欠けていた」と反省の弁を述べました。

 調査後の記者会見で紙議員らは、「(1987年の)分割民営化以来、安全が置き去りにされてきたことが明らかになりました。寒冷地で地域が広大な北海道の独自性を考慮した安全基準が必要であり、経営方針も安全第一に切り替えるべきです。国はJRまかせにせず、安全基準づくりに積極的に関与すべきです」と話しました。

 調査団に畠山和也道政策委員長、森英士(つねと)道国政相談室長も参加しました。

 

日本共産党・大阪3区(住吉区・住之江区・大正区・西成区)国政対策委員長 

      わたなべ結
        

ブログ「結のコツコツ日記」→http://pub.ne.jp/yuiwatanabe/

日本共産党木津川南地区委員会ホームページ→コチラ

しんぶん赤旗のご購読申し込みは→コチラ

 


「大阪都」は19区!? 橋下氏がポロリ

2013-09-27 08:31:21 | 政治

「大阪都」は19区!? 橋下氏がポロリ

「『大阪都』に19ぐらいの区ができて強い大阪をつくっていく」「僕は19区ぐらいを目指していきたい」―。「大阪維新の会」の橋下徹代表が25日、堺市長選に立候補している同党公認候補の応援演説でポロリとこんな言葉をもらしました。

 大阪市や堺市を廃止し複数の特別区に分割する「都」構想。両市から多くの権限と財源を「都」に吸い上げ、橋下氏が「成長戦略」と称する大型開発やカジノ誘致などを好き勝手に推進するのが狙いです。

 大阪府と大阪市の協議会で示されているのは大阪市を5または7の特別区に分割する案。堺市について橋下氏は二つの特別区に分ける案を軸に説明しています。

 2プラス7でも9。では、残り10区はどこなのか?

 橋下氏の頭の中はまだわかりませんが、維新が昨年夏に出した公式本『【図解】大阪維新 チーム橋下の戦略と作戦』では「都」構想の「第二段階として、大阪市の周辺のほかの市も再編」すると明記。そこには、豊中市、東大阪市、八尾市など大阪市の府内隣接市がすべて塗りつぶされた地図が掲載されており、このほか兵庫県の「尼崎市も含む」との注意書きまでついています。ぜんぶ市を廃止すれば、ちょうど19区になりますがここまで傲慢(ごうまん)な計画があるでしょうか。

 


女性モノ扱い 許せない シャノアール雇い止め撤回裁判

2013-09-26 08:11:01 | 労働・雇用

女性モノ扱い 許せない

シャノアール雇い止め撤回裁判

東京地裁 第1回口頭弁論 29歳原告の意見陳述

シャノアールの運営する「カフェ・ベローチェ」が4年以上働くアルバイト店員を使い捨てようとしていることに対し、29歳の女性=首都圏青年ユニオン加入=が雇い止め撤回を求めて東京地裁に訴えています。第1回口頭弁論が20日に行われ、女性が意見陳述しました。その要旨を紹介します。


 私は2003年にカフェ・ベローチェ千葉店のオープニングスタッフとして働き始めました。賃金は時給840円と安かったですが、翌2004年から時間帯責任者として、店長とほとんど同じ仕事を任されるようになりました。

店長並み業務内容

 それ以来、営業中の売り上げ管理やシフトの管理、後輩従業員の教育、在庫と発注数のチェック、クレーム対応、鍵管理など責任の重い仕事をこなしてきました。

 店長は1~2年で次々と異動してゆくため、新たに異動してきた店長はお店の状況を詳しくは知りません。そんな店長に、お店の経緯やスタッフの状況を教えるのは、私を含めたベテランのスタッフです。

 私は、グランドオープン(新規開店)から支えてきたこのお店をより良いものにしていきたい、たくさんあるカフェのなかで一番居心地がいいとお客さんに思ってもらいたいと、常に緊張感を持って一生懸命働いてきました。

 常連のお客さんが増えたときの喜びは言葉では言い表せません。この思いは他のベテランスタッフも同じだと思います。

 12年3月、事務所で店長から突然、「来年の3月で更新できなくなるみたいです」と告げられ、私が「それってクビにするという意味ですか?」と聞き返したところ、「そういうことになるみたいです」といわれました。

 私は、3カ月更新の契約を30回以上重ね、9年近くもお店を支えてきました。そんなスタッフを、ひとごとのように、何の説明もなく辞めさせる会社だったのかと思い、悔しさがこみ上げてきました。

 私は労働組合に加入し、「なぜ辞めなければならないのでしょうか」「ここで働き続けたい」と、会社に対し訴えてきました。

納得できぬ“鮮度”

 ところが、団体交渉で会社側の述べる理由は二転三転し、ある時は、「大学生は4年で就職するから」と言われ、ある時は、「アルバイトが契約社員より長く働けるのはおかしいから」と言われました。また、「店長より年上のアルバイトは使いにくいから」と説明されたときもありました。

 私が納得できる理由は、一度としてありませんでした。

 私に裁判を決意させた大きな出来事が二つありました。

 ひとつは、会社の裏切りです。13年2月末までの交渉で、会社は一度、私を含め一緒に交渉を行ってきた3人のスタッフに対し、これまでどおり、更新回数に上限を定めない契約を行うと、約束しました。

 私はこの回答が出た日、泣いて喜びました。ところが、その回答から10日後、交渉の窓口であった総務部長は、急に、「和解協定書は結べない。社長にダメだと言われたから」と、この約束を一方的に破棄したのです。

 いまひとつは、雇い止めの理由のひとつとして会社が言い放った“鮮度”という言葉です。鮮度という言葉はモノに対して使う言葉ですが、若い女性のことを、“鮮度が高い”と言い、「そういう子をそろえた方が男性客の集客につながる」と、平然と言ったのです。

 愛着を持ち、8年以上働いてきた大切なお店に、魚や野菜のように、鮮度が落ちたから、賞味期限切れだから、もういらないと言われたことに、打ちのめされ、深く傷つきました。

 4年で人を使い捨てにするだけではなく、女性をモノ扱いし、年齢を重ねた女は、必要ないと言われたことが、私に裁判を決意させる決め手となりました。

 女性として、人間としての価値も否定されたことは、どうしても許すことができません。

 

日本共産党・大阪3区(住吉区・住之江区・大正区・西成区)国政対策委員長 

      わたなべ結
        

ブログ「結のコツコツ日記」→http://pub.ne.jp/yuiwatanabe/

日本共産党木津川南地区委員会ホームページ→コチラ

しんぶん赤旗のご購読申し込みは→コチラ

 


保育所待機児 「除外」増やし見せかけ減

2013-09-25 07:30:15 | 教育・学費・就活

保育所待機児

国が正確に把握し増設を

「除外」増やし見せかけ減

保育所の待機児童数は依然として2万人を大きく超える深刻な実態が続いています。しかし、この数字でさえ、自治体によって「待機児童」の数え方が異なっており、小さくみせているとの指摘があがっています。いったいどうなっているのか―。


 厚労省は4月1日現在の待機児童数の発表(12日)のなかで、待機児童数が前年同月比で100人以上増減のあった自治体名を公表しました。

 今回初めて「100人以上減」となった札幌、大阪両市。札幌市は今年度から「自宅求職中」の215人を除外、大阪市も「育休中」と「自宅で求職中」の計774人を除外して待機児童数として報告しました。

 「100人以上減」の自治体には、5月に「待機児童ゼロ」を宣言した横浜市や、川崎市も含まれます。両市は一昨年来、「100人以上減」に名を連ねていますが、すでに「育休中」「自宅で求職中」などは除外しています。

運動に押され

 一方、今年度100人以上増えた自治体のトップとなった東京都杉並区。認可保育所への入所を求める保護者の運動に押されて、これまで除外してきた「育休延長」「求職活動中のひとり親」など191人を新たに待機児童に含めました。

 4月時点で待機児童数が884人でワースト1の東京都世田谷区は、「育休延長」「自宅での求職」も待機児童にカウント。厚労省の発表にあたって同区長は、国に対して「保育ニーズを正確に把握できる調査手法への転換を」と要望しています。

 自治体によって対応の違いが出てくる背景は、国の姿勢があります。

 国の待機児童の定義では、求職中については「一般的に待機児童に該当する」としつつも「求職活動も様々(さまざま)な形態が考えられるので、求職活動の状況把握につとめ適切に対応すること」と自治体の解釈の幅を認めています。調査日時点で産休・育休中である場合や、第1希望の保育所のみを希望する場合も除外することを容認しています。

公表さえせず

 もともと国は、2001年度から、国が補助を行う保育ママや東京都の認証保育所など認可外保育所に入所する児童は除外する「新定義」を作成。07年度からは「旧定義」にもとづく待機児童数の公表さえしなくなっています。

 田村憲久厚労相は、一部の自治体での数のごまかしについて記者団から問われ、「最低限の基準はつくらないといけない」(13日)と定義の明確化が必要だとの認識を示しました。しかし、明確な定義は「新しい制度のなかでつくっていただきたい」とも述べ、公的責任を投げ捨てる「新システム」を議論する子ども・子育て会議に丸投げする姿勢です。

 国が正確なニーズ把握を避けてきたのは、認可保育所建設より「詰め込み」や安上がりな認可外施設ですませようとしてきたからです。国が率先して正確な数を把握し、認可保育所を増設することこそ急がれます。

図表

日本共産党・大阪3区(住吉区・住之江区・大正区・西成区)国政対策委員長 

      わたなべ結
        

ブログ「結のコツコツ日記」→http://pub.ne.jp/yuiwatanabe/

日本共産党木津川南地区委員会ホームページ→コチラ

しんぶん赤旗のご購読申し込みは→コチラ


福島第1原発 タンク堰内の水1130トン放出

2013-09-19 06:37:54 | 原発・エネルギー問題

福島第1原発 タンク堰内の水1130トン放出

放射能、以前から流出か

東京電力は17日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、台風18号の影響で大量の降雨があった16日、汚染水を貯留しているタンク群を囲む堰(せき)にたまった水の排出量は1130トンに上ったと発表しました。

 また、堰の排水弁を通じて、以前から放射性物質が外部に流出していた可能性があることを認めました。

 東電によると、台風の影響で降雨があった15日、タンクの堰内に水がたまっていたため、堰で仕切られた区域ごとに、水に含まれる全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)の濃度を測定。19区域のうち12区域の水はくみ上げてタンク内に移すことにしました。

 7区域では、全ベータの濃度がストロンチウム90の告示濃度限度(環境への放出の上限を定めた国の規準)である1リットル当たり30ベクレルを下回っているとして排水弁を開けるなどして堰外に排水しました。

 排水した水は、周囲の土に染み込んだり、排水溝を通じて海に流出した可能性が高いとみられますが、東電は「明確に言えない」といいます。

 水を移送した12区域のうち1区域ではくみ上げが間に合わず、堰からあふれたといいます。全ベータの濃度は1リットル当たり37ベクレルで、告示濃度限度を超えていました。

 8月19日に大量の汚染水漏れが見つかった区域で、堰内の水に含まれる全ベータが同17万ベクレル検出されました。

 ほかに同3700ベクレル、同2400ベクレルが検出された区域は2012年1~2月にタンクから汚染水の漏えいが見つかっています。堰の排水弁は、8月19日以前は開けっ放しで、漏れた汚染水がコンクリートに染み込んだ後、雨が降るたびに流出していた恐れがあるといいます。

 一方、全ベータが1リットル当たり17万ベクレル検出された水などは近くのタンクに移送。移送量は排水量と同程度で、東電は「タンクを圧迫していく」と述べ、雨どいなどを通じて堰の外へ雨を流せるように対策を検討するとしています。

 

日本共産党・大阪3区(住吉区・住之江区・大正区・西成区)国政対策委員長 

      わたなべ結
        

ブログ「結のコツコツ日記」→http://pub.ne.jp/yuiwatanabe/

日本共産党木津川南地区委員会ホームページ→コチラ

しんぶん赤旗のご購読申し込みは→コチラ