9月4日(水)
父の痰がからみ咳き込み、
看護師さんに痰吸引をして頂いた時、
役立ったのが英語でした。
吸引用チューブを嫌がる父、
看護師さんに数回「口を大きく開けてください!」
と言われても応じようとしない様子を見て
私は思わず、「オープン ユア マウス!」
と言ったら、口を開けました。
開口器を口の中に挟もうとして
看護師さんが、「噛んで下さい!」
と言っても上手く収まらないので
私が「バイト!」と言ったら、すぐ反応した父。
次に、吸引が始まると苦しそうに悶える父。
私が「ドントゥ ムーブ!」と言うと、
父は落ち着き、無事吸引が済み、楽になれました。
好きなジャズを英語で歌っていたお蔭?、
従姉との会話で英語やドイツ語を話していたから…
歯科医師の仕事をしていたお蔭?
医学用語で使う英語・ドイツ語に慣れていたから…
でしょうか?日本語よりもスッと指示が入ります!
そう言えば、知的ハンディのある長女の子育てを通じて
日本語よりも多言語の方が有効な場面を何回も体験して来ました。
日本語だと受け手の先入観や嫌な感情が邪魔をして指示が通りにくくなります。
好きな外国語の方が脳に素早く働くのでしょう!
自分の子育てと親の介護の両方で
多言語の素晴らしさに助けられました!
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