太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

令和4年1月7日 太宰府天満宮の鷽替神事

2022年01月10日 | 太宰府天満宮の鷽替神事

令和4年(2022)1月7日(金)午後5時
太宰府天満宮境内の木うそ授与所にて、一体1,500円で木うその授与が始まりました。


新型コロナウイルスのオミクロン株感染の拡大が危惧される中での鷽替神事となり、
太宰府天満宮では体温測定やビニール手袋の配布など感染症対策が行われました。


前年の木うそは木うそ納め所へ


鷽替神事は絵馬堂前に竹垣で仕切られた斎場は徐々に薄闇に…。中心にブリキの大きな鷽
が鎮座します。


木うその奉納した太宰府木うそ保存会の会員も参加。
ここで会員同士で年始のご挨拶をするのも毎年恒例です。


午後6時が近づき、そろそろ鷽替神事が始まります。その前に鷽替神事に参加する人は配布
されたビニール手袋を装着。準備完了です。


例年だと滅灯をして暗闇の中で「替えましょ、替えましょ」と声をかけあいながら、木鷽を
取り替えますが、今年は滅灯せずに明かりをつけて、掛け声をせずに神事が行われます。


午後6時、鷽替神事が始まりました。太宰府天満宮の神職さんの進行で進められ、参加者は
次々と木鷽を交換していきます。


1回目の鷽替神事が終了し、当たりの言葉が発表されます。
木鷽の裏に書かれている言葉や数字を確認します。例年だと1回で1体の当たり木鷽が出る
のですが、今年は神事を短縮して行うため、1回で2体の当たり木鷽が発表されました。


当たり木鷽を手にした方には純金の鷽が授与され、1年間、大幸運に恵まれると言われています。
今年の当たり木鷽は「日本代表」「優勝」「博多人形」「花」「志賀社」「ひわだ」でした。
鷽替神事で手元にやってきた木鷽は嘘が誠に取り替わった、災いを除き、幸せを運ぶ幸運の木鷽
ですので、玄関や神棚に飾りましょう。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 令和4年1月7日は太宰府天... | トップ | 太宰府木うそ保存会の会員の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

太宰府天満宮の鷽替神事」カテゴリの最新記事