元旦は曇りベースでしたが時折日が差す穏やかな一日でした。
太宰府天満宮へは今日1日で20万人のご参拝があったと報じられています。
博多辺りでは「三社参り」でお櫛田さんや箱崎さんへのお参りがあるようですが、
博多駅近くの住吉神社でも多くのご参拝を集めています。
入口の左手にある神社の看板を注視すると、そこに「鷽替え」とあります。
なにを隠そう、ここ博多の住吉さんでは一月七日の夜に「鬼やらい」と「鷽替え」
の二つの行事が連続して開催されています。
確認したところ元日より社頭で縁起ものに交じって、木うそがちゃんと販売されています。
高さ3㎝のミニサイズですがしっかり太宰府系統の木うそです。
ここでは祭事当日には番号付きの木うそが販売され、
境内で盛大に鷽替えがおこなわれます。ここでは特賞から3等までの景品が当たる
福みくじ的な行事でおこなわれており、近隣の常連さんを中心に盛んにおこなわれています。
博多では他に水鏡天満宮や鏡天満宮などでも鷽替えがかつてはおこなわれていたようで、
博多祇園山笠が北部九州一円に「ハカタウツシ」として伝播したのと反対に
まさに太宰府の文化が移された事例として貴重な行事となっています。
悲しきは、太宰府と同日、同時刻のためなかなか拝見することが・・・